2018年02月03日

ヤマブドウ再考(最高!!)ー 後編

 前編のあと、大分時間が空いてしまいました(その間にポルトガル・スペイン旅行記が入ってしまいました)が、やっとヤマブドウの素晴らしさについて書くことができます。

 もちろん私のようなブドウの栽培についても、ワインの醸造についても門外漢の素人にヤマブドウについて語る資格などある訳はありませんが、ともかく毎年園内で、あるいは北見近隣の山で採れるヤマブドウの魅力になぜかどんどん引き込まれて行くような気がします。木の勢い、果汁の色、濃さ、酸っぱさ、渋味、コク、どれをとっても私を魅了して止みません。そして僅かな文献によってではありますが知れば知るほど、その可能性は限りなく広がって行くように思えます。

 いま私の手許に2冊の本があります。どちらも発行元は社団法人農山漁村文化協会(農文協)です。
@農文協特産シリーズ ヤマブドウ 人工栽培の試み 沢登春雄 著
A新特産シリーズ ヤマブドウ 安定栽培の新技術と加工・売り方 永田勝也 著

向かって左が@、右がA
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 これら2冊の本からの受け売りと、私の10年に満たない経験に過ぎませんが、それでも世の中の一般の方に少しでもヤマブドウの素晴らしさを知っていただければとの思いからこの記事を書いています。

 先ずは魅力の源であるヤマブドウ、特に日本の風土に育ったヤマブドウの特徴から。
@多雨・多湿に強く、病害虫にも極めて強い。そして風にも強い。
 日本のような雨が多く、湿度が高い気候ではヨーロッパ系のブドウを栽培するには農薬散布が10回以上、多い品種では20から30回必要というほどヨーロッパ系の栽培種ブドウは病害虫には弱い。
 ところがヤマブドウは原生種のため雨に強く、病害虫の心配もないので農薬を使用する必要がない。
 また、栽培ブドウは風によって脱粒、脱房したり雨によって裂果するが、ヤマブドウはしっかり枝に着いていて皮も厚いため落下したり裂果することが殆どない。
A梅雨を避ける開花期と台風を避ける熟期。
 ヤマブドウは栽培ブドウに比べて花の咲く時期が早い。デラウエアや巨峰は5月末から6月初めに開花するので丁度梅雨にぶつかり花落ちが多発する。ところがヤマブドウは例えば関東では5月中旬から咲き始め5月中には咲いてしまうので梅雨を回避することができる。
 さらに日本の栽培ブドウは秋に熟するものが多く台風の被害を受けやすい。ところがヤマブドウは開花が早いにもかかわらず、台風が通り過ぎる10月から11月にならないと熟さない。
 最近は台風が北海道にも上陸することがあるが、ヤマブドウの熟するのは北海道では9月末から10月である。
Bヤマブドウにはオスの木とメスの木がある。
 野生種のブドウは元来、雌雄異株であり、ヤマブドウもその例にもれない。栽培種がほとんど両性花なのに対して、ヤマブドウはオスの木の花がメスの木に花粉を供給することで、メスの木に着果する。
 ヤマブドウの自生地では圧倒的にオスの木がメスの木に比べて多い。メスの木は人間や動物(特に熊)によって痛められ、オスの木はブドウが生らないので株の健全さが保たれるからと推定されている。
C房と果粒が小さく、果粒の着き方がまばら。
 栽培ブドウは一房の平均が200〜300g、なかには1Kgのものもあるが、ヤマブドウは100g前後の房が多い。
 しかし、近年系統の選抜が急速に進んで一房200g以上、ときには300gにもなる系統が発見されている。果粒の大きさも生食用のデラウエアより大きく、ベリーAと見まごうほどのものも出てきている。
 我がぼたん園のヤマブドウも、出来のよい年の条件のよいものは150g〜200g、果粒の大きさもデラウエア程度はある。
D高い酸度(酸っぱさ)に持ち味がある。
 ヤマブドウの酸度は、栽培ブドウの0.5%%に対して1.5〜2.0%と3倍以上の高さである。このことはワインの原料としては重要なポイントとなる。
 ブドウの糖度は果実が成熟するにつれ高くなり、完熟時に最大となる。一般には早めに収穫されるため、普通糖度は14〜16%前後だが、樹上で完熟したものは20%以上になる。
Eそのほかにもヤマブドウについては、生育が早く栽培ブドウの2倍以上の速さで成長する。ぼたん園内の自生ヤマブドウを見ていても高さが20mもあろうかという針葉樹(ドイツトーヒ、エゾマツ、トドマツ)に巻きついてそのてっぺんまで2,3年でツルを伸ばす。そして、枝が木を這い上がっているあいだは実は着かず、枝が木のてっぺんまで届いて下に向かって垂れるようになると垂れた枝に実が生るようになる。
 また、ヤマブドウの蔓は非常に弾力性があってかつ丈夫なので雪害、雹害、凍害にも強く、栽培ブドウが枝折れしたり、裂けたり、傷ついたところから病原菌が侵入して枯れ死するような被害を受けるような場合でも
殆ど被害がない。(ぼたん園では女性たちが昔からヤマブドウの蔓で籠や装飾品を作っている)

8月のヤマブドウ
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収穫前のヤマブドウ
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 以上がブドウとしてのヤマブドウの特徴ですが、ここからはワインとしてのヤマブドウワインの特長について述べたいと思います。

Eヤマブドウワインは濃厚でコクとうまみがある。
 ヤマブドウをワインにしたときは、ヨーロッパ種を基本にしたいまのワイン用栽培ブドウのさっぱりした味に比べると、はるかに濃厚であり、コクとうまみがある。
 現に毎年作成するぼたん園のワインと市販のワインを飲み比べてみると、ワイングラスに注いですぐ分かるのはその色の濃さと、香りの違いである。さらに飲んでみて分かることは、市販のワインが水のように薄く感じられることである。
Fヤマブドウから健康飲料としてのワインができる。
 ヤマブドウは昔から健康保健飲料として利用されていた。
 東北地方の山間部ではヤマブドウを瓶に入れて醸し、病人や妊婦に滋養薬として飲ませていた。1990年代に入ってから日本でもワインの効用が言われ出したが、特にヤマブドウが身体にいいことは化学的な知見が出るずっと以前から知られていた。
G日本のヤマブドウはひときわ濃い色素、多いポリフェノールを持っている。
 日本のヤマブドウは欧州種のブドウと比べて色素が濃厚で、酸度が高く、渋味(タンニン)も強い。ポリフェノールや有機酸などの果汁成分も多い。近年、認知症の治療薬として、また癌の発生、転移、増殖を抑える働きがあるとして注目を集めているポリフェノールにリスベラトールがあるが、ヤマブドウにはシャルドネの34倍の含有量があることが認められている。
H無添加、無農薬のおいしいワインやジュースが作れる。
 ふつうワインには酸化防止剤(亜硫酸塩または亜硫酸カリウム)を添加して褐変を防いでいる。それでも保存が悪いと劣化して褐変してしまうことがある。ところが、ヤマブドウのワインは無添加でもほとんど色が変わらない。
 さらには、ヤマブドウのワインは常温保存が可能である。というより、ある程度の高温により熟成することで野生種としてのとげとげしさがとれて、まろやかさが感じられるようになる。
 このヤマブドウのワインの「色が濃い」「変色しない」「常温保存に耐える」という特性は、Dで挙げた
ヤマブドウの特性とも相俟って、大いなる可能性を感じるところである。
 さらに、欧州種のワインにない香気とコクもヤマブドウワインの持ち味であり、加工の楽しみという意味でもヤマブドウはあらためて見直してみる価値がある。
Iヤマブドウは、品種改良のために栽培ブドウとの交配にも活用できる。
 ヤマブドウは果実が小さく、その割には種が大きく、酸っぱくて果皮が硬いため食用には向かない。
 その反面、「耐寒性に優れていている」「酸性土壌にも強い」「病害虫に強い」「風や雨(台風にも)強い」などの特性を備えている。
 日本でいま栽培されているブドウはヨーロッパ種が主流であり、北海道では冬期はふつうの栽培ブドウは土に埋めて越冬しなければならないが、ヤマブドウは零下30℃以下でも自生している。また、ヨーロッパ種は原産地が西アジアの乾燥地帯であるため、雨に弱く、酸性土壌にも弱い。
 また、毎年台風が来るたびにヨーロッパ種のブドウは枝から落ちて被害をうけるが、ヤマブドウは殆ど枝から落ちることはなく被害を受けることが殆どない。
 そのため日本に自生しているヤマブドウとの交配により、日本の気候や土地に合ったブドウを作り出そうとして努力している。典型的な例が北海道池田町の十勝ワインである。(十勝ワインについては平成27年10月17日の記事「山ブドウとワイン」を参照ください。)

ヤマブドウの仕込み
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2018年02月01日

中世の遺産と大航海時代の栄華に出会うポルトガル・スペインの旅ー後編

10月27日(金)09:00 バスにてホテル出発。レオン市内観光。レオンはレオン州の県都で人口約13万。北見市の人口と同じくらいだ。
レオン市庁舎
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カサ・デ・ロス・ボテイーネス(ボテイーネス家邸宅)。現在は銀行として使用されています。
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カサ・デ・ボテイーネスの前のベンチに座っている私は誰でしょう? 若いころのガウデイです! この建物はカタルーニャ以外では珍しい私の作品なのです。
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レオン大聖堂。13世紀中頃に着工されたフランス式ゴシック建築のカトリック教会。
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レオン大聖堂内部。壁面は世界一ステンドグラスの比率が多く、教会内部はまさに光と色のシンフォニー。
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サン・イシドロ教会。レオン出身のセビージャ司教、聖イシドロの遺物が祀られています。また、レオン王国歴代王族が眠る霊廟でもあります。
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サン・イシドロ教会内部。王家の霊廟の天井に描かれたフレスコ画は見ごたえがあります。
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レオン市内にて。こどもたちの列車?
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10:30 ヒホンへ向かう。(約138q)
13:00 ヒホン到着後、ヒホンのレストランにて昼食。
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14:00 昼食後、ビルバオへ。(約268q)
17:30 ビルバオ着後、ビルバオ観光。フランスに接するバスク州の港湾都市人口35万(スペイン10番目)。
ビスカヤ橋。ネルビオン川河口近くに架かる世界最古(1893年建設)の運搬橋で、2006年に世界遺産に登録されました。エッフェル塔のギュスターブ・エッフェルの弟子アルベルト・パラシオの設計。
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ビスカヤ橋のたもとにて
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18:00 サン・セバスチャンへ。(約102q)サン・セバスチャンはフランスとの国境まで20qの町。
19:30 サン・セバスチャン。ホテル パレシオデアイエテ到着
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10月28日(土)09:30 バスにてホテル出発。サン・セバスチャン モンテイグエルドの丘。
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10:30 ブルゴスへ。(約220q)ブルゴスはカステイージャ王国の首都で巡礼路にある城下町。
13:30 ブルゴス到着後、レストランにて昼食。
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タパスの昼食
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14:30 昼食後、ブルゴス市内観光。世界遺産、大聖堂。
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中世の民族的英雄エル・シッドの像。エル・シッドは11世紀後半、レコンキスタで活躍したカステイーリャ王国の貴族でブルゴス大聖堂にその妻とともに埋葬されています。
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サンタ・マリア門。ブルゴスの街を囲む城壁の門のひとつです。
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サンタ・マリア門の傍を流れるアルラソン川沿いの公園で見つけた薔薇の花。
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15:30 マドリッドへ。(約240q)
19:00 マドリッド、ホテル プラガ到着。
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10月29日(日) 終日マドリッド市内自由行動。マドリッドは人口1,300万を超える大都市。
ホテルのベランダから見る早朝のマドリッドの街と雲ひとつない青空
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朝食を済ませて、友人と二人ホテルの前から路線バスにてマドリッド中心街へ。
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地下鉄グラン・ビア駅で下車、プラド美術館を目指して歩く街角で出会った子どもたち。ハロウインの仮装?
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今日の最大の目標、プラド美術館。撮影禁止のため残念ながら写真はなし。
次に歩いて訪ねたのは国立ソフィア王妃芸術センター。ピカソの特に「ゲルニカ」が見たい。
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ピカソの「ゲルニカ」。スペイン内戦(当時の共和国政府軍とフランコ将軍率いる反乱軍の戦い)中の1937年にドイツ空軍に爆撃されたゲルニカを主題として短期間のうちに描きあげたとされる。(本来は撮影禁止ですが、見張り番のおばさんの好意により撮影することができました)
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10月30日(月) ホテル出発まで自由行動。
11:30 バスにてホテル出発。空港へ。(約20q)

マドリッド空港
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14:25 マドリッド発空路、ドバイへ。(所要時間:7時間00分)機中泊
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10月31日(火)00:25 ドバイ着。着後、航空機を乗り継ぎ、
02:55 空路、帰国の途へ。(所要時間:9時間25分)
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17:20 成田空港到着後。通関後、空港にて自由解散。                     <完>
posted by ぼたん園々主 at 18:39| Comment(0) | 日記

2018年01月14日

中世の遺産と大航海時代の栄華に出会うポルトガル・スペインの旅ー前編

平成29年の10月22日(日)から10月31日(火)まで、10日間のツアーに参加しました。
以前からスペインのサンチャゴ巡礼路は行って見たいところでしたが、今回チャンスがあって友人の紹介で一緒にツアーに参加することができました。

10月22日(日)22:00 ジャンボ機にてドバイへ。所要時間11時間15分。機中泊。

エミレーツ航空の機内。久し振りのジャンボ機ですが満席です
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飛び立ってすぐに機内食。夕食?夜食?
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10月23日(月)04:15 ドバイ空港着。飛行機を乗り継ぎ、07:25 空路リスボンに向かいます。ドバイからリスボンまでは8時間10分かかります。

早朝のドバイ空港。ともかくだだっ広い空港で、飛行機からターミナルビルまでバスで20分かかりました。
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飛行機の座席前のスクリーンに映し出されたドバイからリスボンまでの航路図
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飛行機から見る特色のあるドバイの街
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いよいよリスボンの街が見えてきました。青い空と海、そして赤い屋根が美しい街並み。
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10月23日(月)12:35 リスボン空港に到着。期待に胸が膨らむところですが到着ロビーは長蛇の列。すはストライキかと思いましたが、そうでもなさそう。
 前の便が遅れたのと入国審査の係員が少ないうえに,ほんとうに悠然としていてなかなか進みません。結局ゲートを通過するのに1時間以上かかりました。

気を取り直してバスにてリスボン市内観光へ。
ジェロニモス修道院。大航海時代の富によって建てられたポルトガルで最も華麗な修道院。世界遺産。
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テージョ川岸に建つ発見のモニュメント。同じく大航海時代に活躍したポルトガルの英雄、エンリケ航海王子を筆頭とする帆船型のモニュメント。
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発見のモニュメントの隣、テージヨ川の中に建てられたベレンの塔。16世紀初頭に建てられたリスボンに出入りする船を監視する見張り塔兼、地下は政治犯を収容した水牢。世界遺産。
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18:30 リスボン市内のレストランにて夕食
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20:00 リスボン市内のアマゾニアホテル泊。夜は友人と二人で市内を散策。
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10月24日(火)08:00 ホテル出発バスにてロカ岬へ向かう。
ハイウエイは通勤の車で渋滞中です。文明国はどこも同じようです。
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08:45 ロカ岬到着。ヨーロッパ大陸最西端の岬。
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09:15 バスにてオビドスへ向かう。11:00 オビドス到着。とにかくのどかで美しい小さな町、こんなところに住んでみたいと思わせる町でした。町は城壁に囲まれていて、その外にはブドウ畑が広がっています。

オビドスの町に入るには城壁の門をくぐって入らなければなりません
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町の回りは城壁に囲まれています
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城壁の上は階段になっていて、ぐるりと歩いて回ることができます
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町の中心は石畳の道の両側に店が並んでいます
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あちらこちらに花がいっぱい咲いています
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城壁の外にはのどかな田園風景が広がっています。ブドウ畑もいっぱい。
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12:00 オビドスの町にて昼食。Alcaideというレストランで豚とアサリの炒め物をいただきました。
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Alcaideの店内です
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13:00 コインブラへ向かう。15:00 コインブラ到着。
 12世紀にポルトガル王国最初の首都だった街で、現在はリスボン、ポルトに次ぐポルトガル第3の都市。
 2013年に世界遺産となったコインブラ大学には世界中から2万人以上の学生が集まっています。

コインブラ大学の学生と談笑する現地のガイドさんと添乗員さん
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コインブラ大学の建物
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開放感のある広場を囲むように大学の建物が建っています
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建物の中ののパテイオ
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コインブラ大学の教室
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コインブラ大学の学生食堂
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大学近くの街角には学生のいたずら書きも
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コインブラ大学近くの小さな店でサングラスを買いました
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商店街の広場で寛ぐコインブラ市民
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商店街の広場に面したショウウインドウ
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17:00 ポルトへ向かう。バスの車窓から見るブドウ畑。最近山火事があったそうで、ハイウェイの両側のブドウ畑の木々が焼け焦げていました。
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18:30 ポルト着。夕暮れのポルト市街。ポルトは本当に石畳の坂が多い、石畳と坂の街。
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夜のポルト市街。ポルトガルは9月〜11月が秋。10月〜2月は雨期といわれるけれど、ツアー中は雨の日は殆ど無く、日中は夏のような陽射しの日も。夜でも15℃前後で過ごしやすいようです。
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20:00 ポルト郊外のホリデイインホテル泊
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10月25日(水) 08:30 ホテル出発 バスにてポルト観光。
ポルトのタクシー。サン・ベント駅前で。
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ポルトガルの伝統である青いタイル(アズレージョ)は街のいたるところに使われていて、ポルトの街並みはまるで屋根のない博物館のようです。
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サン・ベント駅入り口のホールにも青いタイルが
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朝のサン・ベント駅構内。通勤時間(午前9時07分)なのに、それほど混んでいません。
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ドン・ルイス1世橋。1886年にエッフェル塔を建設したエッフェルの弟子によって作られた珍しい二重構造の橋です。ドウロ川を挟んで橋の対岸にはポルトの歴史地区が広がります。
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 ドウロ川上流域で収穫されたブドウから造られるポートワインは、ブドウの一次発酵の途中でブランデーを加えたワイン。芳醇な香りが特徴。
 ドン・ルイス1世橋の近くにはワイナリーが並び、試飲をしながら購入することができます。

ドン・ルイス1世橋のすぐそばにあるポートワインの老舗、サンデマンワイナリー
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サンデマンの正面のドロウ川岸に停泊するポートワインを輸送する船。
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サンデマンのワイン蔵
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VINTAGE1906が読み取れます
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サンデマンのポートワインを試飲しました。左が白、右が赤。アルコール度が高く芳醇な香りが特徴。
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13:00 ポルト市郊外のポサーダにて昼食。ポルトの街と大西洋が見渡せる山の頂上にあるレストランです。
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明るく、気持ちのよいレストランでした
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イベリコ豚のソテーと野菜は味もボリュームも適当で美味しかった
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レストランのテラスからはポルト市街が見渡せます
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レストラン・ポサーダのすぐ前にあるカテドラルです。ここからもポルト市街と大西洋が一望できます。
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14:30 再びバスにてサンテイアゴ・デ・コンポステーラに向かう。(230q)
18:15 途中、歓喜の丘に立ち寄る。巡礼者はここから初めて遠くに大聖堂を望むことができます。
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19:00 サンテイアゴ・デ・コンポステーラ到着。 夕食は市内のレストランでガリシア料理。
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ワインはポルトワインとサングリアワイン
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メインは鶏料理でした
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20:30 サンテイアゴ・デ・コンポステーラ泊。ホテル・ロステイロス
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10月26日(木) 09:00 ホテル出発 バスにてサンテイアゴ・デ・コンポステーラ観光。
カテドラル遠望
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カテドラル近くの石畳の路上にも帆立貝の道標
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カテドラルは現在、改修工事中
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カテドラルの内部
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聖ヤコブの像と墓があります
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サンテイアゴ・デ・コンポステーラの市街
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カテドラル
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カテドラル内部
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11:00 バスにてアストルガへ向かう。(282q)
13:00 途中、レストランにて昼食
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ワインとパエリア?
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16:30 アストルガ到着。 アストルガの散策
アストルガ司教館
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アストルガ司教館の内部
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17:30 バスにてレオンへ向かう。(48q)
18:30 レオンのホテル・コンデルーナに到着しチェックインを済ませる。(そんなには混んでなかった)
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19:30 レオン市街中心部に位置するホテル・コンデルーナ近くのレストランにて夕食
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21:00 食後解散、各自夜のレオン市街を散策後、ホテル・コンデルーナに戻りレオン泊

<後編へ続く>
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2017年09月05日

ヤマブドウ再考(最高!!)− 前編

ヤマブドウと聞いて思い出すのは、小学校高学年か中学生の頃だと思いますが毎年9月から10月にかけて、よく裏山(と言っても我が家のある牡丹園からは歩くと2,30分かかったと思います)に分け入り、ヤマブドウの紫と言うよりは黒い房を探しては飽きるほど食べたことを思い出します。
当時はまだヤマブドウを加工してジャムにするとか、ましてや葡萄酒にするなんてことは考えもしませんから、ただただその甘酸っぱい味を噛みしめるだけでした。

平成17年にそれまで30年間、一人でこの牡丹園(当時は漢字表示)を護ってきた叔母が亡くなり、私が後を引き継ぐことになりましたが、来て直ぐに気付いたことは園内にいろいろな野生の果樹があることでした。
キイチゴ、ブラックベリー、コクワ(サルナシとも言う)、そしてヤマブドウ。

私がいた昭和20年代から30年代の初めにかけては、梨(確か長十郎と言う種類だったと記憶。後に洋ナシの栽培も始めた)、リンゴ(旭と記憶)、スモモ、杏子、梅、イチゴ、さらに巨峰(のような真っ黒いブドウ)などが植えられていました。
毎年沢山の実が生っていましたが、それらを売っていたような記憶は全くなく、自家消費用か、当時まだ山に植林するための苗木を育てて隣の営林局(当時)に納入していましたので、20人くらいの作業員の人たちが居ましたから、それらの人たちの間食の用に供されていたのではないかと思います。
当時、園内でキイチゴ、ブラックベリー、コクワ、ヤマブドウを採った記憶はないので、あったけれど関心が無かったのか、私が牡丹園を去ってから植えたのか、自生したのかは分かりません。

これらのうちで今でも毎年多くの実が採れるのは、旺盛な繁殖力を持つブラックベリーと、昨年台風により絡んでいた針葉樹が倒れたため一時的に勢いを削がれたコクワ(今年はまた隣の針葉樹にツルを伸ばし、復活してきている)と、園内のいたるところに自生しているヤマブドウ(そのうちの一部は棚を作っている)です。

園内に自生するヤマブドウ。真ん中より少し左の低い木と、少し右のてっぺんが枯れている高い木に巻きついて登っているのがヤマブドウ。手前の低い葉はブラックベリーの葉。(8月16日 8:53撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 025.JPG

棚に誘導しているヤマブドウ。剪定をしていないので自然のままに葉が茂ってしまっている。(8月14日 15:22撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 009.JPG

8月のヤマブドウの果実(8月14日 15:25撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 014.JPG

最初のうちは、叔母の代から30年以上も牡丹園に関わってくれている小母さんたちに教わりながら梅酒や、キイチゴ、コクワ、あるいはエンレイソウの実の焼酎漬け(35度の焼酎+氷砂糖またはグラニュー糖)を作っていましたが、最近はそれらは小母さんたちに任せて、私が来てから苗を取り寄せて植えたブルーベリーやハスカップのジャムを作っています。

そして毎年秋10月に収穫するのがヤマブドウです。
ブドウと聞いて連想するものは何でしょう?年代によって、或いは私のように生まれついての甘党か、アルコール党かによっても違うでしょう。ただ、ヤマブドウは食用にするには粒が小さくて、その割に種が大きいのであまり適しているとは言えません。熊はヤマブドウが大好きですけれど。
私も北見に戻ってくるまではワインに関する知識はもちろん、興味もありませんでした。なにしろ河西家は祖父の代から(曽祖父は違ったようですが)、お酒よりは饅頭や羊羹、汁粉などを好みますからアルコール類については全くの音痴なわけです。でも、誰でもそうでしょうが美味しいものには目が無いので最近は少しづつですが食事の時にはワインを嗜むようになってきました。

いつからヤマブドウに強い関心を持つようになったのか今では記憶も曖昧になっていますが、最初はもう6,7年前になるとおもいますが、ネットで手作りワインの本を見つけて直ぐにその虜になりました。早速その本を買い求めました。(「誰でもできる 手づくりワイン 仕込み2時間2か月で飲みごろ」 永田十蔵著 農文協)はしがきには次のように書かれています。
ワイン専用種のブドウでワインをつくれば、ブランド品をしのぐものができる。足元を見れば、ヤマブドウ、エビヅルなどの野生ブドウがある。日本の野生ブドウは世界に比類のないワインになる。ワインのバリエーションは品種によるものだけではない。アルコール度数の高いものから低いものまで、甘口から辛口までと、いろいろなパターンのワインを、自分の好みに応じて自由自在につくり出すことができる。
自分で醸したワインを市販のものと比べてみよう。手づくりのワインが、いかに美味なるものか。つまりは、正しいワインとは何かが即座に判然とするはずである。

「誰でもできる 手づくりワイン」(平成29年9月27日 22:43撮影)171001誰でもできる手づくりワイン 001.JPG

早速、同様にネットで東京の「ADVANCED BREWING」という器材入手先を訪ね当て、必要最低限の器材、ワインボトル、コルク栓、イースト菌、ブドウ糖などを揃えてスタートしました。その後年ごとに糖度計やカーボイ(ボトリング前のワインを貯蔵する20ℓの寸胴型の瓶)、打栓機などを買い揃えて行きました。

その間に「河西ぼたん園を支援する会」の事務局長を引き受けていただいている市会議員の小川清人さんに紹介していただき、財団法人 オホーツク地域振興機構を訪ね、いろいろとアドバイスをいただきました。
そこで初めて、自宅でのワイン作りはアルコール度数が1%以上になる場合は酒税法違反になることも知りました。(因みにワインに限らず、日本酒でもビールでもアルコール度数が1%未満であれば、そもそも酒として認定されない)

ここまで、私がヤマブドウワインにのめり込むまでの経緯について書いてきましたが、後編ではヤマブドウそのものの魅力について少し詳しく述べさせていただきたいと思います。

関連記事:平成27年(2015年)12月22日 山ブドウワイン
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2017年08月22日

富良野再訪

平成29年7月24日付にて投稿しました「富良野に新設ワイナリーを訪ねる」にありますように、同年7月10日に中富良野でワイナリーの新設を進めている企業グループ「グループ・レゾン」のブドウ畑を訪ねましたが、今回昨年丸瀬布のマウレ山荘からレゾンに転職したSさんの近況を知りたく、同山荘で同じ職場の先輩であったWさんと一緒にSさんの新居にお邪魔しました。

平成29年8月19日(土)午後1時30分、我が愛車Vitzでぼたん園を出発、Tさんと午後3時30分に待ち合わせをしたJR丸瀬布駅の駐車場に向かいます。3時前に丸瀬布着。駅前のセイコーマートで買い物をして駅駐車場でWさんを待ちます。
約束の3時30分、奥様の運転する車でWさんが現れ、初めてお会いする奥様と挨拶を交わしました。
建設中の旭川・紋別自動車道路(現在旭川から丸瀬布インターの次の瀬戸瀬インターまでが部分開通していて通行料は無料)の丸瀬布インターから入り旭川手前の比布インターで降り、旭川空港、旭山動物園の標識を見ながら南下、東神楽町で左折して国道237号をさらに南下して美瑛町、上富良野町、中富良野町を経て富良野市に入りました。
富良野市の中心を過ぎて10分ほどでTさんのお宅に到着。午後7時を過ぎていて既に辺りは暗くなっています。国道に面した一戸建てで以前は理容院だった建物を住宅に改修した状態で購入したとのこと。
国道に面した玄関先には焼肉BBQの準備がされていて、ランタンやライトとともに赤い炭火が辺りを明るく照らしています。
早速、私は肉類について詳しくないので分かりませんが沢山の種類の豚肉や牛肉が、野菜とともに次々と焼かれてそのどれも美味しく、またご飯(おぼろずき?とか)の旨いこと。

その夜はBBQの後は室内に移り、これまた目から鱗の絶品チーズを、持参したワインとともに頂きながら、仕事のこと、グルメのこと、将来の夢について時間を忘れて盛り上がったのは言うまでもありません。

翌朝はSさん手料理の朝食(これも美味しかった)を頂いてから、2台のVitz(Sさんは通勤用のVitz)に分乗してSさんお勧めのポイントを案内していただきました。
国道38号を布部(ぬのべ)から麓郷(ろくごう)街道(道道544号)に入り直進、最初に寄ったのは「グラス・フォレスト in 富良野」。「ダイアモンドダスト」をイメージした「しばれ硝子」と呼ばれる独自のガラス製品を製作、販売している工房です。北海道では厳寒の冬の朝、窓ガラスに細かくひび割れしたような氷結(北海道ではしばれると言います)模様が見られますが、そんなイメージで、店員さんによると使い込んで行くうちに模様が変化するとのこと。ガラス器、アクセサリー、美術品、国内外の著名テーブルウエア(オーストリアのリーデル社のワイングラスやチェコのモーゼル社の製品など)などが展示、販売されています。

「グラス・フォレスト in 富良野」ガラス館(8月20日 9:44撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 002.JPG

同内部(8月20日 10:23撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 045.JPG

次に案内して頂いたのは、更に進んでジャム園の建物を過ぎてすぐの左の坂道を登ると間もなく開けた高原状の畑があり、色とりどりの花が帯状に植えられジャムの原料となるハスカップやブルーベリーなども植えられています。ここは「麓郷展望台」と呼ばれているところで、ドラマ「北の国から」の舞台になった麓郷一帯が広々と見下ろせます。(残念ながら私はドラマを見ていないので伝聞です)

麓郷展望台周辺には色とりどりの花が帯状に植えられている。(8月20日 11:05撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 053.JPG

展望台とハスカップやブルーベリーなどのジャムになる木の実。(8月20日 10:39撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 007.JPG

展望台から反対方向に一方通行の道を下ると、先ほど通過してきたジャム園のところに出ます。ジャム園の駐車場に車を駐車して「ふらのジャム園」の建物へ。館内にはハスカップジャムをはじめ、果実系、ベリー系、野菜系など38種類のジャムやドレッシング、味噌・醤油漬け、さらにジャムをトッピングしたスイーツが販売されています。私は興味のある山ぶどうジャムを買いました。

「ふらのジャム園」(8月20日 11:19撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 014.JPG

ジャム園を出て、小川を挟んで隣りにある「やなせたかしの店 アンパンマンショップ」を覗いてみました。
ショップ内にはアンパンマングッズが所狭しと並んでいて、子供連れのお客さんで込み合っています。2階はアンパンマンギャラリーとして、やなせたかしの作品が展示されています。

「やなせたかしの店 アンパンマンショップ」(8月20日 11:04撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 013.JPG

次に訪れたのは麓郷の森です。私はテレビドラマ「北の国から」を見ていないので詳しいことは分かりませんが、1981年(昭和56年)から2002年(平成14年)まで20年以上にもわたって富良野のあらゆる場所でロケが行われたようで、この麓郷の森は初期のロケ地として針葉樹を中心とした森の中にロケに使われた家屋が点在し、現在でも多くの観光客で賑わっています。

麓郷の森(8月20日 11:49撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 021.JPG

麓郷の森を後にして来たときの道を麓郷街道の方に戻ったところで丁度12時になりましたので、この辺りで昼食をとることにします。この辺りには「北の国から」に何度も登場した「小野田旅館」の看板がある「小野田そば」やミシュランガイドに載っているラーメン店「富良野とみ川」などがあります。

富良野産の小麦を使い、石臼挽きした自家製粉、自家製麺にこだわるラーメン店「富良野とみ川」(8月20日 12:08撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 057.JPG

麺は日本蕎麦に似た食感で、スープは鶏肉と魚系のだしにこだわっているとのことで美味しく完食。(8月20日12:15撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 058.JPG

「とみ川」を出て、今朝来た麓郷街道を国道38号に向かって引き返します。富良野市中心部を避け、途中から空知川沿いの裏道を暫く走ると右に十勝岳連峰の雄大な眺めを見ながらブドウ畑が続く丘陵地帯に入ります。
やがてブドウ畑の中に広い駐車場と大きな近代的木造建物が見えてきます。駐車場に車を止めて緩い坂を下りて行くと建物の入り口には大きな板に「六花亭」と書かれています。入り口を入ると、そこは大きなガラス張りのホールとなっていて正面には十勝岳を始めとする連峰が一望できます。
ホールは買い物と飲食ができるようになっていて正面のベランダに出ることもできます。大勢の観光客が景色を眺めながら思い思いに過ごしています。
ここは正式には「カンパーナ六花亭」と称し、2万4千坪の丘陵地にぶどう畑が広がり建物の傍には鐘楼が立っていて日に9回鐘を鳴らすとホームページに書かれています。(因みにカンパーナはイタリア語で鐘の意味)
すぐ近くに富良野市が運営する「ふらのワイン工場」と「ふらのワインハウス」(レストラン)があり、六花亭のぶどうの大部分はこの「ふらのワイン工場」に持ち込まれて醸造されるのではないかと思われます。

「カンパーナ六花亭」入口と表札(8月20日 12:58撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 031.JPG

建物の内部(8月20日 13:00撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 032.JPG

この店舗建物のすぐ隣には美術館(ギャラリー)があり、この日は「彫刻家イサム・ノグチの世界」と題し栃木出身の写真家の作品を展示していた。(8月20日 13:43撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 039.JPG 

この後、国道237号に出て中富良野に向かいます。途中左折して上り坂を行くと森の中に公園やキャンプ場があり、さらに奥に進むと別荘地風の建物や民宿風の建物が点在しています。そして少し行くと、道路からは殆ど見えないカラマツ林の奥に建物らしきものがあり、そちらに向かって橋が架かっています。この日は橋の入り口にはロープが張られ、営業はしていないようです。Sさんによれば、ここは「六花山荘」で、完全予約制の昼食だけの懐石風家庭料理を提供するレストランだそうです。ネットの口コミを見ると料理は2,500円の1コースのみで評価が高いようです。是非一度利用してみたいと思います。
さらに「六花山荘」の道路を挟んで向かいに「ログコテージ HIMAWARI」があります。家族でここに泊まって山荘を利用するのもいいかなと思いました。

「六花山荘」にアプローチする橋。カラマツ林の奥に黒っぽい建物が隠れている。(8月20日 14:09撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 058.JPG

「六花山荘」のすぐ向かいにある「ログコテージ HIMAWARI」(8月20日 14:12撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 059.JPG

次に訪れたのは、そこからすぐ近くのラベンダー畑ですっかり有名になった「ファーム富田」です。日曜日のためもあるかも知れませんが、駐車場もほぼ満杯で観光客があふれています。
想像していたよりも建物が多く、殆どは売店や食堂で畑は分散していて広大なラベンダー畑のイメージはありません。人ごみの中で聞こえてくるのは中国語ばかりで、大型バスが次から次へとその国の人々を運んできます。日本の人口の10数倍以上の国の圧倒的な勢いを正に実感します。

「ファーム富田」と押し寄せる観光客(8月20日 15:06撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 073.JPG

最後の訪問地は前回7月10日に訪れたレゾンのぶどう畑です。前回訪れた時に比べると畑全体が緑に覆われています。ぶどう苗の根元に植えられていたクローバーが地面を覆っているのです。
ぶどう苗はグロウチューブ(保護筒)を外され、新梢が剪定され一番低いワイアーに誘引されています。これからこれらの苗が成長して成熟し、収穫をもたらすまでにあと2年か3年、場合によってはそれ以上の年月と作業が必要になるはずです。
レゾンではヤギの乳によるチーズも作っていて、畑の一部にヤギ小屋もあります。

正面に十勝岳連峰を望むぶどう畑(8月20日 16:19撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 076.JPG

20頭以上飼っているというヤギ(8月20日 15:50撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 075.JPG

そうこうしているうちに陽は西に傾き、喉も乾いて腹も減ってきました。そこで最後に案内されたのは、レゾンのぶどう畑を国道237号に向かって真っすぐ下り、国道に出て右折するとすぐ左側にある、中富良野町で唯一の温泉施設「万華の湯」です。正式な名称は「中富良野温泉・万華の湯 スパ&ホテルリゾート ふらのラテール」のようです。本格的なホテルとレストラン(「レストランルノール」)、宴会場などに日帰り入浴もできる天然温泉浴場を備えています。

国道に面しているので北西方向に十勝岳連峰が一望できるのが売りのようで、早速我々も温泉に浸かって露天風呂から十勝連峰の雄大な眺めを満喫、広々とした食堂兼休憩室にて喉を潤し、夕食を取りました。
施設を出た時には既に午後7時を回っていて、辺りはもう暗くなっていました。
駐車場で再会を約束してSさんとは、ここでお別れです。二日間大変お世話になりありがとうございました。

「中富良野温泉・万華の湯」日帰り入浴入口(8月20日 16:52撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 078.JPG

この後、旭川市内を抜け国道39号を進み、愛別インターから来る時に通った旭川紋別自動車道に入り、丸瀬布でWさんをご自宅までお送りしてぼたん園に帰宅したのは午後11時を回ってからでした。


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posted by ぼたん園々主 at 00:25| Comment(0) | 日記