2025年01月01日

独居老人の独り言 令和7年1月

 明けましておめでとうございます。

令和7年、皇紀2685年、西暦2025年が始まった。今日は元日、午前7時30分起床。晴天。妻と一緒に雑煮とおせち料理を食べ、昼からは年賀状を見たり、年賀のメールに返事を書いたり、テレビの正月番組(バカ騒ぎ番組は嫌いなので見ない)を観たりして過ごす。夕食後は午後8時から恒例のウイーン学友協会からの「ウイーンフィル ニュ−イヤー コンサート」を視聴した。指揮者はリカルド・ムーティ。(令和7年1月1日、水曜日)

             *************

 今日は1月5日(日)である。午前11時40分に車を運転して家を出発した。午後の1時半から2時の間に、先日から検討しているいわゆる介護付有料老人ホーム「アメニティーライフ八王子」に二度目の見学に行くことにしていたからである。前回は高速道路(中央高速)を使わずに行ったので、1時間40分かかったが今回はジャスト1時間で到着した。相談員のH氏に前回見学した居室も含めて4室ほど見せてもらう。やはり、1回目よりはいろいろな点に気づくことが多い。やはり、一旦申し込みをしても迷う入居希望者はいるようだ。申込済みとなっていた居室が空き室に変わっているところが2件ほどある。

 実際に入居が具体的になるにつれ、いろいろなことが気になってくる。引っ越すといっても現在の住まいから何を持って来ればいいのか?現在の住まいの管理は大丈夫か?前回よいと思った居室は本当に住みやすい間取りなのか?例えば、現在の住まいでは夫婦の寝室は別の部屋だが、同室になればお互いに床に着く時間も違うし、朝起きる時間も違う。テレビもお互いに観る番組もすべて一緒ではない。そうなると、どうしても寝室というかベッドは別の部屋がいい、等々気になることが出てくる。(令和7年1月5日、日曜日、晴れ、夜特に寒し。午後11時10分)

IMG_2441 (1).jpg

IMG_2654.jpg

             *************

 昨年末から、「平穏死」に関する本を再度読み始めた。以前「平穏死」という言葉を初めて使った特別養護老人ホーム 芦花ホームの石飛幸三医師の限『口から食べられなくなったらどうしますか 「平穏死」のすすめ』(講談社文庫)を、人から勧められて読んだことがあるが、今回はコロナのときにU-TUBEで知った、兵庫県尼崎市で開業医をしている長尾和宏医師の『胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか? 「平穏死」
10の条件』と『看取った家族だけが知っている 本当の「幸せな逝き方」』(上村悦子と共著。祥伝社黄金文庫)の3冊を読んだ。

IMG_2667.jpg

IMG_2564.jpg

             *************

 アメニティーライフ八王子の入居申し込みをキャンセルした。石飛医師の著書『「平穏死」のすすめ』を読んだこともあるが、一体何が自由なのか、果たして介護付き老人ホームに本当の自由があるのか?迷いに迷った挙句のキャンセルである。毎日与えられたメニューの食事を食べ、用意された健康のためのメニューをこなし、限られた小さな世界の中で生きて行くことが果たして本当の自由なのだろうか?自分の夢はどうした?やりたいことはどうなった?

 今日は、午後から散髪と久し振りに愛車ヴァリアントの洗車に行った。明日からは個人の確定申告の準備に入る。これから5月までは宗教法人の青色申告もあり、何かと忙しくなる。(令和7年1月15日、水曜日、晴れ、都心は昼間は15℃。午後10時50分)

             *************

posted by ひろちゃん at 22:26| Comment(0) | 日記

2024年12月08日

独居老人の独り言 令和6年12月

 あっという間に12月も半分が過ぎてしまった。今日は14日(土)である。一日一日が何をやっているかも分からないうちに過ぎてゆく。昨日は紹介された「ソノラス・コート油壷」という施設の見学に行ってきた。北海道から九州まで様々な老人施設を全国的で運営する「創生会グループ」傘下の「株式会社ソノラス」が運営する介護付き老人ホームである。

 朝8時過ぎに自宅を出発、ナビは一応設定したが何回か油壷には行ったことがあるので第3京浜の都筑インターを目指す。横浜新道から横浜横須賀道路に入ったが、途中でナビの指示がおかしくなり、どこをどう走ったか現地に着いたのは約束の10時30分ぎりぎりになってしまった。入居相談室 室長のKさんと女性のMさんが出迎えてくれた。

 施設は以前見学にきた「油壷 エデンの園」から5分ほど走った先にあった。エデンの園より規模は小さい(エデンの園は424室に対してソノラスは226室)が、相模湾と富士山が見える環境は同じだ。緑の芝生がある中庭を囲むように建物が並んでいる。

 早速ロビー脇の応接コーナーで説明を受ける。(令和6年12月14日、土曜日、晴れ寒し、午後4時)
何といっても、ここの売りは油壷という立地であろう。海が好きな人にとっては居室から見える相模湾や居室によっては富士山が望めるメリットは大きい。また三崎港が近く、新鮮なマグロが食べられるのは魅力である。

<ソノラス・コート油壷エントランス>
IMG_2554.jpg

<エントランス・ホール>
IMG_2553.jpg

<ソノラス・コート油壷建物模型>
IMG_2556.jpg

<水温32℃の温水プール>
IMG_2518.jpg

<居室モデルルーム、4階、1LDK 54.77u リビング>
IMG_2528.jpg

<同 寝室>
IMG_2527.jpg

<ベランダからは海と晴れていれば富士山が見える>
IMG_2529.jpg

<この日の昼食は、マカロニチーズグラタンコロッケバーガーとシーザーサラダ、デザート>
IMG_2551.jpg

(令和6年12月17日、火曜日、晴れるが気温は低い。午後11時30分)

              ***************

 今、先月(11月)18日にWhite Family歯科に定期健康検診に行ったときに借りてきた本を読んでいる。
 その本は、ジョン J. レイティ&リチャード・マニング著 「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」(NHK出版)である。ベストセラー「脳を鍛えるには運動しかない!」著者の最新作である。本の裏扉にはこう書かれている。「進化のルールに照らせば、現代人のライフスタイルは、人間としての健康や幸福にはつながらない。文明が進み、パソコンのOSがどんなにアップデートされようとも、あなたの体は20万年前から変わらず<人類1.0>のままだ。わたしたちは、野性的に暮らすように進化によって設計されている。本書は食事、運動、睡眠、思考、自然の中での暮らしを通して、読者のライフスタイルを再び野生化する指南書にして、ワイルドな生活革命のための一冊である。」(令和6年12月18日、水曜日、曇り、現在の気温4℃、午後11時40分)

<ジョン J. レイティ&リチャード・マニング著 「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」>
IMG_2314.jpg

 読みながら、人間が(その他の生物も)どこからきたのかを考えさせられる。1万年前には全ての人は野生人だった。人類は自然な環境のもとで進化を遂げ、今日の人間になっている。そして我々はずっとその遺伝子によって今も生かされているのである。つまり、本来私たちは野生的に暮らすように設計されていて、飼いならされたような生活は、病気や不幸をもたらすと筆者はいう。アフリカで今も野性的な暮らしをしている人たちには、がんや心臓病といった病はないという。確かに我々文明人とは違い、彼らの生活にはライオンや飢えなどのリスクがあるかもしれない。しかし、純粋に肉体や精神(脳といってもいい)は、どちらの方が健康なのだろうか?読み進んでゆくに従い、なるほどと納得させられることが多い。先が楽しみである。(令和6年12月19日、木曜日、晴れ、現在の気温は8℃。時刻は午後1時17分)

              *************

 このところ、自分は最期をどこで(病院 OR 施設 OR 自宅?)どのように迎えたいのか考えている。老人ホームを検討しながら、絶えずそのことが頭に引っかかっている。7年前にある人から「平穏死」という言葉を知らされた。この言葉は「特別養護老人ホーム 芦花ホーム」(世田谷区)の嘱託医として勤務された石飛幸三先生が著書、『「平穏死」のすすめ』のなかで初めて使われた。そして、今また改めてコロナ騒ぎの時に知った、兵庫県尼崎市で複数の医師による365日年中無休の外来診療と24時間体制での在宅医療に取り組む「長尾クリニック」の院長(現在は退職してボランティア活動、啓蒙活動中)長尾和宏先生の著書を購入し、先の「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」と並行して読んでいる。

<長尾和宏著2冊、『「平穏死」10の条件』と『家族が選んだ「平穏死」』>
IMG_2564.jpg

 老人ホームと在宅介護、相矛盾する選択枝である。それぞれに可能性もあるが、リスクも無いわけではない。いくら本やネットで知識を得ても、実際に介護の経験は平成17年(2005年)に叔母が末期の癌で亡くなる数か月前、わずか2週間の介護経験しかないので、在宅がいいのか、施設がいいのかは全く判断ができない。

 誰に相談したらいいのかも分からず、妻が最初に入院治療を受けた令和元年(20019年)以来お世話になっているケアマネージャーのSさんにお願いして自宅に来てもらった。年の瀬の忙しいなか時間を作って下さり相談に乗っていただいた。Sさんの結論は、まだ慌てて結論を出すのは早いのでは?とのことであった。(令和6年12月27日、金曜日、晴れ、現在の気温は4℃、寒し。午後9時40分)
posted by ひろちゃん at 21:46| Comment(0) | 日記

2024年11月09日

独居老人の独り言 令和6年11月 TRUMP IS BACK!!介護付き老人ホーム「アメニティーライフ八王子」見学記など

 トランプがカムバックした。これで、取り敢えずは第3次世界大戦のリスクは少し遠のくことになるだろう。プーチンとゼレンスキーの、そしてイスラエルとパレスチナの無益な戦争もトランプの力と外交で、取り敢えずは停戦を迎えることができるかもしれない。

 トランプの「アメリカ・ファースト」は主要メディアによって孤立主義と批判された。さらには、彼らのプロパガンダにより白人至上主義者として喧伝された。それらは、彼の行った2017年1月20日の大統領就任演説や2019年9月の国連総会での演説、就任100日を祈念する集会での国民への呼びかけ、そしてホワイトハウスを去るときの別れのスピーチなどを読むと、全く別の面が見えてくる。

 元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏の「2024年世界の真実」(WAC株式会社発行)によれば、2017年の大統領就任式での演説では、「アメリカは世界の国々と友好と善意に基づく関係を築きますが、すべての国には自国の利益を最優先する権利があります。私たちは自分たちのやり方を他の誰かに押し付けたりはしません。輝く模範として見習われる存在になります。」と宣言している。

 2019年の国連総会演説では、以下のような自らの世界観を明確に表明している。                  1.国家の善政は愛国者のみが実現可能である。歴史に根差した文化に育まれ、伝統的価値を大切にする愛
国者が未来を築くことができる。
2.愛国者こそが自由を守り、主権を維持し、民主主義を継続し、偉大さを実現できる。
3.各国が自国を愛することによって、世界を良くすることができる。
4.世界のリーダーがなすべきことは、祖国を建設し、文化を大切にし、歴史に敬意を払い、国民を宝とし
、国を繫栄させ、道義性を高め、国民に敬意を払うことである。
5.未来はグローバリストの手中にはない。未来は愛国者にこそある。未来は独立主権国家にある。このよ
うな国家こそが自国民を守り、隣国を尊重し、各国の特性に基づく違いに敬意を払うことができるからで
ある。
6.アメリカが目指すゴールは、世界の調和(ハーモニー)である。独立主権国家が自国民を愛する統治を
行えば、世界は調和することができる。

 就任100日を祈念集会での演説は以下のとおりである。                        
「私たちは偉大なアメリカの運命を共有する一人の人間であることを思い出す時が来ました。黒色でも、
茶色でも、白色でも関係なく、私たち全員に愛国者の赤い血が流れていることを。私たちはアメリカ国民
です。未来は私たちすべてのものです。Make America Great Again 」               
  
 そして、ホワイトハウスを去る時の離別の演説では、「大統領として私の最優先事項として絶えず心にあっ
た関心事は、アメリカの労働者と家族に最大の利益をもたらすことでした。安易な道を選ぶことではありませんでした。これまでで最も困難な仕事でした。私は最も批判の少ない道を選ぶことはしませんでした。厳しい戦い、大変困難な闘い、大変難しい選択に取り組みました。なぜなら、あなた方が私をそうするために選んだからです。あなた方が求めることが、私にとって最も重要で、また屈することのない関心事でした。」と述べている。(令和6年11月17日、日曜日、晴れ、爽やか。午後10時27分)

               **************

 記事を正確に書こうとすると、なかなかタイムリーに投稿することが難しくなるので、チャットのように書こうと思った時に気軽に書くことにチャレンジしてみたいと思う。

 早速ではあるが、1時間ほど前にテレビのニュースで、最近日本の神社仏閣、仏像などにいたずら書きをしたり、傷つけたり、はては奈良の鹿を蹴飛ばしたり、という誠に腹立たしい事件が続いているが、つい2,3日前にあった靖国神社の石柱に赤いペンキでトイレと書いた犯人が捕まったという。犯人は案の定シナの若い男数名であるという。

 共産党政権の長年に亘る反日教育の成果であろうが、すぐに思ったのは日本政府の対応である。シナ側の発表は「日本は過去の歴史を反省しなければならない」などと反省するどころか日本に反省を求めてくるという
厚顔無恥なコメントを発している。

 これは日本国に対する侮蔑であり、日本人に対する愚弄である。早速にも駐日中国大使を呼びつけて厳重に抗議しなければならない。これが逆であったらシナはどうするであろうか?日本人が中国人の戦死者を祀る場所で同じようなことをしたらどうであろうか?恐らく国を挙げて反日運動を展開し、具体的な報復をも辞さないであろう。実行者は死刑になるのではなかろうか?現在、20名の日本人が何の根拠説明もなくスパイとして拘束されているにも拘わらず、日本政府は手を子招いているだけである。どうせ遺憾砲しかないだろうと完全に舐めているのである。最近の中国を見ていると、昨今は共産党独裁政権の膿が溜まりに溜まって国民の不満が噴出しているので、ここぞとばかりに国内の不満を逸らそうとするに違いない。(令和6年11月29日、金曜日、午後5時25分)

             **************

 昨日(11月30日)は朝9時に車で家を出て八王子の「アメニティーライフ八王子」という老人ホームを見学してきた。月末の土曜日、しかも晴天だったせいか津久井道へ出た途端、渋滞していて多摩ニュータウンを抜けて目的地(八王子市上壱文方町)に着いたのは10時40分だった。思っていたより、周りは草地や畑が多く、ホームの白い高い建物は遠くからもそれと分かる。11時の約束であったが、到着すると同時に担当のO氏が出迎えてくれた。

<アメニティーライフ八王子>
IMG_2441.jpg

 最初に広いロビーを抜けて半円形の広いダイニングルームの隣りにあるファミリーダイニングルーム(入居者の家族が来た時など、10人くらいが利用できる部屋)に案内され、施設の概要やサービスの内容、入居費用などの説明を受ける。予め資料を送ってもらっていたので、確認や質問などを含めて1時間半ほどの説明を受ける。

 説明を聞いて一番気に入ったのは、とにかく入居者一人一人の自由を大事にしているということ。館内の自由はもちろん、外出や長期の旅行(世界クルーズで半年間、留守の入居者も)も自由なこと。そして、入居者の男女の割合は4:6であるという。普通は2:8くらいである。それだけアクティブな夫婦や男性が多いということらしい。温水プールやフィットネスルーム、ビリヤードルーム、テニスコートなどの身体を動かす設備が充実していることも嬉しい。

 説明の後12時20分からは、その場まで運ばれてきた食事を試食させていただく。来客時の特別食ということで、籠に盛られた天ぷらと季節の野菜の煮物、焼き魚などをいただく。美味しく完食した。そして、ダイニングの利用も予約やキャンセルの手間は不要なこと(これはかなりめずらしい)。時間内であれば、いつでも自由に食事ができる。食事は株式会社グリーンハウスに委託しているとのこと。

<正面入り口を入ると、広いロビーがあり、右側(写真では左側)の窓際のスペースには喫茶やビリヤードのコーナーがある>
IMG_2389.jpg

<南向きの明るいダイニングルーム。完全予約不要制なのは珍しい。>
IMG_2379.jpg

<ファミリーダイニングルームは中庭に面していて陽当たりがよく、暑いくらいだった。>
IMG_2382.jpg

<試食は特別食とのことだが、特別食は要予約で、うな重やフレンチのコース料理も用意できるとのこと。>
IMG_2381.jpg

 食事を終えて、午後からは館内を案内して貰った。和室、アトリエ・陶芸室、介護室のあるケアセンター、図書コーナー、理美容室、小会議室、温水プール、フィットネスルーム、大浴場、などを見た。

<家族や来客時にも利用できる和室>
IMG_2388 (1).jpg

<アトリエ・陶芸室>
IMG_2390 (1).jpg

<介護室のあるケアセンター>
IMG_2391.jpg

<春には窓から満開の桜が見れるという図書コーナー>
IMG_2392.jpg

<月に3回理美容師が出張してくるという理美容室>
IMG_2393.jpg

<12.5m×4m×1mの少し小さめの温水プール。週に2,3回は利用できるらしい。>
IMG_2401.jpg

<機能訓練士が常駐するフィットネスルーム>
IMG_2404.jpg

<大浴場。サウナもあるが、残念ながら安全を考えて今は稼働していない。ミストサウナなら安全なので、是非再開して欲しいと伝える。>
IMG_2402.jpg

 共用部分を一通り見てから、12階建ての西棟の6階と8階にある居室を見学する。先に6階の1LDK(2LDKも可)の居室に案内される。居室は全て南向きで陽当たりがよく、当日も快晴であったので八王子市街や高尾山であろうか、遠くまで視界が広がる。次に11階の東端の角部屋で納戸(窓有り)付の2LDK(3LDKも可)を案内される。この居室は東端の角部屋のため、さらに展望が利き、しかもバルコニーが東と南の2方向をぐるりと囲んでいるので非常に見晴らしがよい。

<6階の居室。高齢者向けに車椅子でも自由に移動ができるように、玄関や廊下、洗面所、キッチンなどが広めになっている。緊急時も安心なように、ケアコールやライフモニターセンサーがケアステーションのモニターと繋がっているという。>
IMG_2410.jpg

<洗面室も移動がしやすいように広く、オイルヒーターが設置されている。>
IMG_2412.jpg

<バスルームも少し小さいが、一人で入るには充分か>
IMG_2413.jpg

<キッチンも広めで、簡単な調理には充分対応している。>
IMG_2411.jpg

 最後に、エントランス近くにある小さなショップと茶室を見学した。アメニティーライフ八王子を後にしたときには午後2時を回っていた。

<エントランス受付の隣りには、小さなショップがあった。>
IMG_2434.jpg

<ショップのちょっと先には、本格的な茶室もあった。>
IMG_2435.jpg

(令和6年12月1日、日曜日、晴れ、午後11時40分、および令和6年12月8日、日曜日、晴れ、午後9時8分)

            *****************
     
続きを読む
posted by ひろちゃん at 21:30| Comment(0) | 日記

2024年09月03日

独居老人の独り言 令和6年9月 自由民主党総裁戦と米国大統領選など

 今日は9月3日、火曜日、台風の余波で一日中雨。このところのショックで何もする気がしない。世の中の動きも気が滅入ることばかりである。このままでは日本は一体どうなるのだろう?いっそのこと、北見に引っ込むか、イタリアの田舎町か、音楽の都ウイーンにでも移住したい気分である。小泉や石破,あるいは河野のような頭の悪い(賢くない)連中が日本のリーダーになったら日本はもう終わりだろう。このまま日本は世界の中でズブズブと沼の底に引き込まれるように衰退してゆくだろう。子供たち、孫たちの未来が本当に心配だ。

 米国もハリスが大統領になるようなことになれば、日本にとってはもちろん世界にとっても不幸なことになるだろう。第3次世界大戦やチャイナの台湾進攻(=日本侵攻)が現実のものとなるかも知れない。人間というものの欲望は際限がない。GAFAMのような無国籍巨大企業を率いる無国籍グローバリストたちが国家(国民)というものを無視して自分たちのカネと権力を拡大してゆけば、いづれ世界は暗黒の時代に突入することになるだろう。(令和6年9月3日、午後10時55分)

               **************

 現在新聞を購読していないが、テレビでは「2025年問題」について詳しく報道しているのをまだ見たことがない。「2025年問題」とは、2025年に「団塊の世代(1947〜1949年生まれ)」800万人が全員75歳以上の後期高齢者となる「超高齢者社会」が到来することで、社会全体に多大な影響が生じることをいう。

もっと具体的にいえば、2025年には65歳以上の高齢者人口が3,677万人、そのうちの2,180万人が75歳以上の後期高齢者ということになる。つまりは、65歳以上の高齢者のうち、その60%以上(正確には59.3%)が75歳以上の後期高齢者となるのである。文字通り「超」が付く高齢社会である。言い換えれば、国民の3人に1人が65歳以上、およそ5人に1人が75歳以上ということになる。(因みに日本の総人口は1億2,180万人)

 さらに、世帯別の人口構成を内閣府のHPで調べてみると、令和3年(2021年)現在、65歳以上の高齢者がいる世帯数は2,580万9千世帯であり、全世帯数5.191万4千世帯の49.7%を占めているという。しかも、そのうち65歳以上の単身世帯(1人暮らし)が743万世帯(人)25.6%を、夫婦2人のみの世帯が825万世帯32.0%を占めるというのである。65歳以上の1人暮らしは増加傾向にあり、令和22年(2040年)には896万人に増えると予測している。その男女別の内訳を見てみると、女性が540万人で65歳以上人口に占める割合は24.5%、男性は356万人で同じく20.8%を占める。(2040年には65歳以上の高齢者の45.3%、つまりは半分近くが1人暮らしになるらしい)

 これに対して日本の生産活動の中核を担い、社会保障を支える生産年齢人口(15歳〜64歳)は1995年の8,716万人(総人口の69.5%)をピークに減少に転じ、2023年には7,400万人(総人口の59.4%)に減少している。しかも、国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2,053年に日本の総人口は1億人を割り込み、このときの生産年齢人口の割合は51.6%(5,000万人前後?)に低下するという。さらに、15歳以下のこどもの総人口に占める割合は2023年は11.5%と、1975年の24.3%以来49年連続して低下していて過去最低となっている。

 何が言いたいかというと、まさに2025年以降は今までの高齢化とは一段次元の違う高齢社会に突入するということである。今までは高齢化の進展の速さが注目されてきたが、これからは高齢化の質が問題化する。例えば、これだけ後期高齢者が増えるということは、当然のことながら認知症患者も増えるということになる。内閣府のHPによれば、65歳以上の高齢者の認知症患者数は2012年は462万人と、65歳以上の高齢者の7人に1人(有病率15%)であったが、2025年には700万人、5人に1人(有病率20%)と急速に増加している。しかも、65歳〜74歳までの要介護認定者の被保険者に占める割合は3.0%であるのに対し、75歳以上になると23.0%に急増する。(厚労省「介護保険事業状況報告・平成25年度」より)(令和6年9月15日、日曜日、午前0時25分)

 一方で少子高齢化は留まることなく進行しており、労働人口の縮小により、あらゆる産業が人材不足に陥っている。特に介護業界は重労働、低賃金、離職者が多いなどにより慢性的な人材不足が続いていおり、2025年には約38万人の介護人材が足りなくなると予測されている。

これらのことから、これからは介護サービスを受けたくても望むようなサービスを受けることが難しくなることが容易に想像できる。このまま1人暮らしの高齢者や高齢者夫婦2人だけの世帯が増えてゆけば、孤独死や老々介護などが目に見えている。現に、5年以上前から10件以上の介護付き老人ホームを夫婦2人で見学したり、1人で体験入居したりしているうちに妻が要介護になってしまい、やっと気に入った老人ホームからは入居時自立が入居の条件なので、入居時に既に要介護の場合は受けられないと言われてしまった。老人ホームも介護施設も5年前より入居一時金や月々の費用も値上がりしている。すでに施設側が入居者を選別する時代になろうとしている。(令和6年9月16日、月曜日、折しも敬老の日、午後11時40分)

              **************

 本日、自由民主党総裁選挙投票用紙が郵送されてきた。往復はがきで下の写真のように思っていたよりシンプルなものだ。ただし、一つ気に入らない点がある。四つある投票用紙の注意書きの最後に、こうある。  
一、ご記載頂いた候補者氏名の情報を保護したい場合は、お手数ですが保護シールをご自分で用意していただき、それを貼って投函してください。

 どうして保護シールを付けるぐらいの配慮ができないのか?直感的に彼らの拭えない驕り意識を垣間見たような気持になった。1人年間4,000円ではあるが、党費からそのくらいの負担ができない訳でもないだろう。現実に、投函期限が1週間くらいしか余裕がないにも拘わらず党員の負担を掛けないように配慮することさえできないのか。このまま郵送すれば候補者名が丸見えであり、はがきに書かれた候補者が嫌いな誰かに破り捨てられても、誰にも分からないままに無駄な1票になってしまうリスクがある。彼らの1票に対する思い、心が誠に軽いものであると感じざるを得ない。

<自由民主党 総裁選挙投票用紙>
20240917自民党総裁戦投票用紙IMG_2108.jpg

 もう一つ気になったことがある。同時に送られてきた自由民主党本部が発行する機関誌「自由民主」の最終ページ(12ページ)に投票はがきの投函要領が記載されている。今回の党員投票の有権者数が全国で1,055,839人であることと、有権者の条件が書かれている。すなわち「党員投票の有権者は、日本国籍を持つ20歳以上で、令和4年、令和5年の党費・会費を納入した党員、自由国民会議会員、国民政治協会会員(以下「党員等」)です。なお、今回は特例措置として、令和5年に新たに党費・会費を納入した党員等(18・19歳含む)も有権者となります。」とある。

 前回の総裁選では、有権者の条件は投票の前3年間の党費納入が必要と理解していたので、令和3年の会費から令和4年、5年、6年、と今年で4年分、16,000円を支払ってきた。当然のことながら、青山繁晴氏が次回の総裁選に立つことは当時から宣言されていたので、今日の日に備えて自民党員になったのである。ところが、今回は突然に特例措置で令和5年に新たに党費・会費を納入した党員も有権者になるという。党の都合で規則も簡単に変えてしまう、という軽さに驕りが透けて見えるような気がするのである。

<党員・会員紙 「自由民主」令和6年9月12日号外 1面 >
IMG_2109.jpg

<同じく12面>
IMG_2110.jpg

 今回、青山氏は当初は推薦人の目途がついて早々と立候補宣言の記者会見を開いていたにも関わらず、終始、NHKを始め民放からも殆どまるで存在さえしていないかのように無視され、年間に獲得した党員数で3年連続No.1であったにも拘わらず、推薦議員20名に5名届かず候補者にもなれなかった。青山氏の政治信条に共鳴する衆参両議員100名が集う政策集団「日本の尊厳と国益を護る会(護る会)」を代表として率いているにも関わらず、実質的には何ら変わらず存続する派閥による引き剝がしと、ただ1人だけ消費税減税(とGHQにより箍を嵌められている財政法4条の廃止)を唱える青山氏の排除を意図する財務省の狡猾な圧力によるものである。

 青山氏はどの派閥にも属さず、企業はもちろんのこと、個人からの政治献金も1円も受け取らず、政治資金集めのパーティーも一切開かず、団体の支持は受けず、後援会を作らず、後援会長を置かずという政治姿勢を最初から貫いているただ一人の国会議員である。財務省を筆頭にこのような青山氏のような国会議員が国民の目に触れることを恐れる利害勢力があることは容易に想像できる。(令和6年9月17日、火曜日、曇り時々晴れ、未だ30℃超えの暑さ)

 結局のところは、国民がこの国の将来について、そしてそれは自分たち自身や家族の将来に直結しているということをもっと真剣に考えて、何が正しいのか、誰の言うことが正しいのかを現実に基づいて判断できる知識と能力、そして精神性を高める以外に方法はないのである。(令和6年9月18日、水曜日、晴れ、正午現在34℃)

             **************

 自民党総裁選の決選投票で高市早苗が石破茂に逆転僅差で敗れた。これで日本国の長期低迷はしばらく続くことになるだろう。そして主権国家としての自立は先延ばしとなるだろう。(令和6年9月27日、金曜日、曇り時々小雨、午後5時9分)

             **************           
posted by ひろちゃん at 22:56| Comment(0) | 日記

2024年08月15日

高齢者ホームの選定基準

 もう10年以上前から高齢者ホームについて資料を取り寄せたり、見学に行ったり、体験宿泊をしたりしている。いつか夫婦のうち一人が、あるいは二人ともが要支援や要介護になったときのことを考えて、いざ想定が現実になってから慌てて右往左往しないように備えておくことは極めて重要なことと考えてきた。

 そもそもは、平成15年に叔母、節が、平成17年には母、泰子がともに79歳で亡くなったが、丁度2000年(平成12年)から介護保険制度がスタートしたこともあり、その大分前から母の将来のためと、叔母からは牡丹園(当時)の経営について、冬期間の収入を考えるという宿題を与えられていたので、日本の高齢者施設の現状やヨーロッパの福祉先進国、デンマーク、ドイツ、イギリス、スエーデンなどの高齢者施設の事情について調べたり、千葉の八街にある生活クラブが運営する高齢者タウンなども見学に行った。

 ふたりとも高齢者施設に入る前に亡くなったので、この10年くらいは自分たち自身のための高齢者ホーム探しに力を入れてきた。目的は最初から明確で、子供たちに将来に亘って経済的な負担をかけないことに尽きる。親子である以上、物理的、時間的な負担をかけることはむしろ当たり前のことと思っているが、経済的な負担により子供たちの家庭の自由や、孫たちの可能性を奪うようなことは絶対に避けなければならない。日本では現に親の介護の為に離職を余儀なくされる子供たちが毎年10万人に昇るという。

 目的を明確にしたところで、後は自分たちが望む生活が送れるかどうかということが大事なことだと思う。では自分たちが望む生活というのは、どんな生活か?僕の場合は自分が自立できていて元気な間は自由に暮らせることだと思っている。誰からも指図されることなく、誰に気兼ねすることもなく、自分が本当にやりたいことができる生き方であり、日々の生活である。当然のことながら、外出、外泊(ただし届は必要)、食事の有無(自炊も可)、飲酒(ただし当然ながらマナーは守る)などは自由。

 もちろん他人に迷惑をかけず、夫として父親としての責任をきちんと果たすことは当然のことである。そしてすべての自由は、自分自身の責任が伴ってのことである。(令和6年8月16日、金曜日、台風7号が近づいており、午後からは風と雨が強くなる。午後9時5分。)

 ところで、今日まで資料を集め、説明を聞き、現地を見学し、体験宿泊までして比較検討したなかで、自分たちの希望を叶えてくれそうな施設を二つにまでに絞り込んだ。一つは千葉県夷隅郡御宿町にある「ラビドール御宿」であり、もう一つは神奈川県秦野市にある「サンシティ神奈川」である。どちらも経営母体がしっかりしており、事業開始以来30年近い実績(ラビドール34年、サンシティ神奈川28年)もある。また、どちらの施設も建物や設備も立派である。そして、肝心なスタッフの対応もよさそうである。さらに実際に現在の入居者の何人かに直接感想を聞くことができたが、どちらも特に問題や不満は聞かれなかった。

 敢えて違いを挙げるとすれば、一つは距離である。ラビドールは車でも電車でも川崎の我が家からは2時間半を要す。それに対しサンシティ神奈川はその半分くらいの時間であろうか。二つ目はラビドールが御宿という外房海岸の太平洋に面しており、比較的夏は涼しく、冬は温暖なリゾート地であるのに対して、サンシティ神奈川は小田急線の秦野という丹沢山塊への表玄関のようなところに位置している。別の言い方をすれば、秦野市は人口16万人、御宿町の人口は6,500人であり、都市と田舎町である。夫々長所・短所はあるだろうが、それは個人の考え方によって逆にもなり得る。

 四つ目は費用の問題である。両者を比べると、立地からして当然のことながら、全般にラビドールの方がサンシティ神奈川よりは大分安い。例えば、入居時にかかる費用は同じような居室(ラビドール49.61u、サンシティ50.2u)だと、ラビドールは1人入居の場合、入居一時金3,250万円+特別サービス費用473万円(税込)=3,723万円が、二人入居の場合は、入居一時金3,250万円+追加入居一時金1,050万円+特別サービス費用473万円(税込)×2人分(=946万円)=5,246万円がかかる。

 これに対してサンシティは1人入居の場合は、入居一時金4,084万円+健康管理費550万円(税込)=4,634万円が、2人入居の場合は、入居一時金4,084万円+追加入居一時金1,000万円+健康管理費550万円(非課税)×2人分(=1,100万円)=6,184万円が必要となる。
 *いずれも入居一時金、追加入居一時金は非課税。

 また、入居後に月々かかる費用についても、管理費と食事費の他に光熱費やトランクルームと駐車場を追加した場合は、概算でラビドールが1人入居の場合で170,100円、2人入居だと265,200円なのに対して、サンシティでは1人入居228,900円、2人入居416,760円となる。これは二人が入居後何年生きるか分からないことと、今は年金とその他の収入で賄えるとしても、将来まで年金やその他の収入が保証されている訳ではないことを考えると、この差は無視ができない金額かもしれない。

 五つ目は趣味、趣向の領域である。例えば、海(釣り)が好きか、山(ハイキング)が好きか?あるいは、健康のための運動はジム(マシン)がいいのか温水プール(水泳)がいいのか?屋外での活動は、ゴルフ、テニス、卓球、ペタンク&ボッチャ、野菜作り、旅行、などなど。屋内での活動は、ビリヤード、体操、ヨガ、太極拳、コーラス、楽器演奏など。脳活には、囲碁、麻雀(どちらも僕はやらないが)、読書、音楽鑑賞、書道、茶道、などがある。これらは、ラビドールにもサンシティにもあるようである。

 最後に、六つ目として両者を比べるうえで参考になるかもしれない数字を挙げておく。

   ラビドール御宿      サンシティ神奈           

敷地面積 34,360u(所有)        20,396u(賃借)           
                                                   
建物延床面積 29,696u(所有・一部賃借) 35,650u(賃借)          

居室数 一般居室204+介護居室40  一般居室355+介護居室60     
                                        
入居人数242人(男性85人、女性157人)385人(男性134人、女性254人)

職員数 97人(常勤70人、非常勤27人 187人(常勤89人、非常勤98人)                           

(令和6年8月17日、土曜日、台風は午後には房総沖を通過、当地は台風一過で午前中から猛暑。午後9時15分)

追記)2時間ほどまえに訃報が届いた。ラビドール御宿からの連絡である。妻の診断書を受け取り、施設内にある診療所の医師に診てもらったところ、当施設では入居時に介護を必要とする場合はお引き受けできません、との断りの電話であった。これで、神奈川県三浦市にある油壷エデンの園に続いて2件目のお断りである。まだ正式な入所申請はしていないが、恐らくサンシティ神奈川も同様であろう。

 こんなことなら、去年8月に聖マリアンナ医科大学病院に入院したときに、僕が早々と介護認定の申請などしなければよかった。入院した頃は最悪の状態で、食べられない(食欲が全くない)状態だったので、退院してからのことと、介護認定には1か月以上かかる場合もあるので、申請を急いだ経緯がある。しかし、いざ認定が下りて介護サービスを受けようと思っても元気な夫が同居している場合は、実際には使えるサービスには制限があって非常に使い難い仕組みになっていて、現に未だに介護保険によるサービスは何一つ受けていない(ただし、唯一今年の4月20日から2か月、北見に行くときは妻を老健で預ってもらったときは、そもそも介護2級以上が老健の条件なこともあり、活用させてもらったが)

 実は僕は初めからラビドール御宿が本命と決めていた。理由は言葉ではうまく表現できないが、一番は元気なうちはいつ、どこへ出かけようが、外泊しようが、何時に帰宅しようが、自由だからだ。北見にも安心して出かけることができる。そして、敷地が広く建物や設備に余裕があること、周りの自然も広大で、かつ白い砂浜と太平洋が近いこと。そして、専任のインストラクターが常駐して各種のプログラムを指導してくれる広くゆとりのあるアスレチックジム。温水プール、120席の本格的音響設備備えたホールも気に入った。ここなら妻にとっても自分にとっても、残りの人生を伸び伸びと自由に暮らせそうな気がしたからだ。だが、人生で望むことは1割も叶わないことが、ここにきても実感せざるを得ない。悲しいことだが、めげてはいられない。明日からまた別の道を捜すしかない。(令和6年8月20日、火曜日、午後10時18分)

             **************
 
posted by ひろちゃん at 23:04| Comment(0) | 日記