2017年08月22日

富良野再訪

平成29年7月24日付にて投稿しました「富良野に新設ワイナリーを訪ねる」にありますように、同年7月10日に中富良野でワイナリーの新設を進めている企業グループ「グループ・レゾン」のブドウ畑を訪ねましたが、今回昨年丸瀬布のマウレ山荘からレゾンに転職したSさんの近況を知りたく、同山荘で同じ職場の先輩であったWさんと一緒にSさんの新居にお邪魔しました。

平成29年8月19日(土)午後1時30分、我が愛車Vitzでぼたん園を出発、Tさんと午後3時30分に待ち合わせをしたJR丸瀬布駅の駐車場に向かいます。3時前に丸瀬布着。駅前のセイコーマートで買い物をして駅駐車場でWさんを待ちます。
約束の3時30分、奥様の運転する車でWさんが現れ、初めてお会いする奥様と挨拶を交わしました。
建設中の旭川・紋別自動車道路(現在旭川から丸瀬布インターの次の瀬戸瀬インターまでが部分開通していて通行料は無料)の丸瀬布インターから入り旭川手前の比布インターで降り、旭川空港、旭山動物園の標識を見ながら南下、東神楽町で左折して国道237号をさらに南下して美瑛町、上富良野町、中富良野町を経て富良野市に入りました。
富良野市の中心を過ぎて10分ほどでTさんのお宅に到着。午後7時を過ぎていて既に辺りは暗くなっています。国道に面した一戸建てで以前は理容院だった建物を住宅に改修した状態で購入したとのこと。
国道に面した玄関先には焼肉BBQの準備がされていて、ランタンやライトとともに赤い炭火が辺りを明るく照らしています。
早速、私は肉類について詳しくないので分かりませんが沢山の種類の豚肉や牛肉が、野菜とともに次々と焼かれてそのどれも美味しく、またご飯(おぼろずき?とか)の旨いこと。

その夜はBBQの後は室内に移り、これまた目から鱗の絶品チーズを、持参したワインとともに頂きながら、仕事のこと、グルメのこと、将来の夢について時間を忘れて盛り上がったのは言うまでもありません。

翌朝はSさん手料理の朝食(これも美味しかった)を頂いてから、2台のVitz(Sさんは通勤用のVitz)に分乗してSさんお勧めのポイントを案内していただきました。
国道38号を布部(ぬのべ)から麓郷(ろくごう)街道(道道544号)に入り直進、最初に寄ったのは「グラス・フォレスト in 富良野」。「ダイアモンドダスト」をイメージした「しばれ硝子」と呼ばれる独自のガラス製品を製作、販売している工房です。北海道では厳寒の冬の朝、窓ガラスに細かくひび割れしたような氷結(北海道ではしばれると言います)模様が見られますが、そんなイメージで、店員さんによると使い込んで行くうちに模様が変化するとのこと。ガラス器、アクセサリー、美術品、国内外の著名テーブルウエア(オーストリアのリーデル社のワイングラスやチェコのモーゼル社の製品など)などが展示、販売されています。

「グラス・フォレスト in 富良野」ガラス館(8月20日 9:44撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 002.JPG

同内部(8月20日 10:23撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 045.JPG

次に案内して頂いたのは、更に進んでジャム園の建物を過ぎてすぐの左の坂道を登ると間もなく開けた高原状の畑があり、色とりどりの花が帯状に植えられジャムの原料となるハスカップやブルーベリーなども植えられています。ここは「麓郷展望台」と呼ばれているところで、ドラマ「北の国から」の舞台になった麓郷一帯が広々と見下ろせます。(残念ながら私はドラマを見ていないので伝聞です)

麓郷展望台周辺には色とりどりの花が帯状に植えられている。(8月20日 11:05撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 053.JPG

展望台とハスカップやブルーベリーなどのジャムになる木の実。(8月20日 10:39撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 007.JPG

展望台から反対方向に一方通行の道を下ると、先ほど通過してきたジャム園のところに出ます。ジャム園の駐車場に車を駐車して「ふらのジャム園」の建物へ。館内にはハスカップジャムをはじめ、果実系、ベリー系、野菜系など38種類のジャムやドレッシング、味噌・醤油漬け、さらにジャムをトッピングしたスイーツが販売されています。私は興味のある山ぶどうジャムを買いました。

「ふらのジャム園」(8月20日 11:19撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 014.JPG

ジャム園を出て、小川を挟んで隣りにある「やなせたかしの店 アンパンマンショップ」を覗いてみました。
ショップ内にはアンパンマングッズが所狭しと並んでいて、子供連れのお客さんで込み合っています。2階はアンパンマンギャラリーとして、やなせたかしの作品が展示されています。

「やなせたかしの店 アンパンマンショップ」(8月20日 11:04撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 013.JPG

次に訪れたのは麓郷の森です。私はテレビドラマ「北の国から」を見ていないので詳しいことは分かりませんが、1981年(昭和56年)から2002年(平成14年)まで20年以上にもわたって富良野のあらゆる場所でロケが行われたようで、この麓郷の森は初期のロケ地として針葉樹を中心とした森の中にロケに使われた家屋が点在し、現在でも多くの観光客で賑わっています。

麓郷の森(8月20日 11:49撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 021.JPG

麓郷の森を後にして来たときの道を麓郷街道の方に戻ったところで丁度12時になりましたので、この辺りで昼食をとることにします。この辺りには「北の国から」に何度も登場した「小野田旅館」の看板がある「小野田そば」やミシュランガイドに載っているラーメン店「富良野とみ川」などがあります。

富良野産の小麦を使い、石臼挽きした自家製粉、自家製麺にこだわるラーメン店「富良野とみ川」(8月20日 12:08撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 057.JPG

麺は日本蕎麦に似た食感で、スープは鶏肉と魚系のだしにこだわっているとのことで美味しく完食。(8月20日12:15撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 058.JPG

「とみ川」を出て、今朝来た麓郷街道を国道38号に向かって引き返します。富良野市中心部を避け、途中から空知川沿いの裏道を暫く走ると右に十勝岳連峰の雄大な眺めを見ながらブドウ畑が続く丘陵地帯に入ります。
やがてブドウ畑の中に広い駐車場と大きな近代的木造建物が見えてきます。駐車場に車を止めて緩い坂を下りて行くと建物の入り口には大きな板に「六花亭」と書かれています。入り口を入ると、そこは大きなガラス張りのホールとなっていて正面には十勝岳を始めとする連峰が一望できます。
ホールは買い物と飲食ができるようになっていて正面のベランダに出ることもできます。大勢の観光客が景色を眺めながら思い思いに過ごしています。
ここは正式には「カンパーナ六花亭」と称し、2万4千坪の丘陵地にぶどう畑が広がり建物の傍には鐘楼が立っていて日に9回鐘を鳴らすとホームページに書かれています。(因みにカンパーナはイタリア語で鐘の意味)
すぐ近くに富良野市が運営する「ふらのワイン工場」と「ふらのワインハウス」(レストラン)があり、六花亭のぶどうの大部分はこの「ふらのワイン工場」に持ち込まれて醸造されるのではないかと思われます。

「カンパーナ六花亭」入口と表札(8月20日 12:58撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 031.JPG

建物の内部(8月20日 13:00撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 032.JPG

この店舗建物のすぐ隣には美術館(ギャラリー)があり、この日は「彫刻家イサム・ノグチの世界」と題し栃木出身の写真家の作品を展示していた。(8月20日 13:43撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 039.JPG 

この後、国道237号に出て中富良野に向かいます。途中左折して上り坂を行くと森の中に公園やキャンプ場があり、さらに奥に進むと別荘地風の建物や民宿風の建物が点在しています。そして少し行くと、道路からは殆ど見えないカラマツ林の奥に建物らしきものがあり、そちらに向かって橋が架かっています。この日は橋の入り口にはロープが張られ、営業はしていないようです。Sさんによれば、ここは「六花山荘」で、完全予約制の昼食だけの懐石風家庭料理を提供するレストランだそうです。ネットの口コミを見ると料理は2,500円の1コースのみで評価が高いようです。是非一度利用してみたいと思います。
さらに「六花山荘」の道路を挟んで向かいに「ログコテージ HIMAWARI」があります。家族でここに泊まって山荘を利用するのもいいかなと思いました。

「六花山荘」にアプローチする橋。カラマツ林の奥に黒っぽい建物が隠れている。(8月20日 14:09撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 058.JPG

「六花山荘」のすぐ向かいにある「ログコテージ HIMAWARI」(8月20日 14:12撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 059.JPG

次に訪れたのは、そこからすぐ近くのラベンダー畑ですっかり有名になった「ファーム富田」です。日曜日のためもあるかも知れませんが、駐車場もほぼ満杯で観光客があふれています。
想像していたよりも建物が多く、殆どは売店や食堂で畑は分散していて広大なラベンダー畑のイメージはありません。人ごみの中で聞こえてくるのは中国語ばかりで、大型バスが次から次へとその国の人々を運んできます。日本の人口の10数倍以上の国の圧倒的な勢いを正に実感します。

「ファーム富田」と押し寄せる観光客(8月20日 15:06撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 073.JPG

最後の訪問地は前回7月10日に訪れたレゾンのぶどう畑です。前回訪れた時に比べると畑全体が緑に覆われています。ぶどう苗の根元に植えられていたクローバーが地面を覆っているのです。
ぶどう苗はグロウチューブ(保護筒)を外され、新梢が剪定され一番低いワイアーに誘引されています。これからこれらの苗が成長して成熟し、収穫をもたらすまでにあと2年か3年、場合によってはそれ以上の年月と作業が必要になるはずです。
レゾンではヤギの乳によるチーズも作っていて、畑の一部にヤギ小屋もあります。

正面に十勝岳連峰を望むぶどう畑(8月20日 16:19撮影)170821平成29年8月21日iphone画像 076.JPG

20頭以上飼っているというヤギ(8月20日 15:50撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 075.JPG

そうこうしているうちに陽は西に傾き、喉も乾いて腹も減ってきました。そこで最後に案内されたのは、レゾンのぶどう畑を国道237号に向かって真っすぐ下り、国道に出て右折するとすぐ左側にある、中富良野町で唯一の温泉施設「万華の湯」です。正式な名称は「中富良野温泉・万華の湯 スパ&ホテルリゾート ふらのラテール」のようです。本格的なホテルとレストラン(「レストランルノール」)、宴会場などに日帰り入浴もできる天然温泉浴場を備えています。

国道に面しているので北西方向に十勝岳連峰が一望できるのが売りのようで、早速我々も温泉に浸かって露天風呂から十勝連峰の雄大な眺めを満喫、広々とした食堂兼休憩室にて喉を潤し、夕食を取りました。
施設を出た時には既に午後7時を回っていて、辺りはもう暗くなっていました。
駐車場で再会を約束してSさんとは、ここでお別れです。二日間大変お世話になりありがとうございました。

「中富良野温泉・万華の湯」日帰り入浴入口(8月20日 16:52撮影)170821平成29年8月21日までのカメラ画像 078.JPG

この後、旭川市内を抜け国道39号を進み、愛別インターから来る時に通った旭川紋別自動車道に入り、丸瀬布でWさんをご自宅までお送りしてぼたん園に帰宅したのは午後11時を回ってからでした。


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posted by ぼたん園々主 at 00:25| Comment(0) | 日記