2019年08月06日

ぼたん園と、そして北見の将来について

  今日は令和元年、9月11日(水)午後20時35分になろうとしているところです。

  平成19年5月に川崎の自宅から愛車のVitzに自分一人分の家財道具を積んで、北見へ来てから12年と3か月が経ちました。
  早いものです。「河西ぼたん園を支援する会」も平成28年で設立から10年を迎え、主だったメンバーの方々も高齢となり、その年に同会は解散しました。今は、個人のボランテイアとして主として草刈を手伝ってくださる男性一人と、叔母の時代から引き続き牡丹の面倒を見てくれているSさん(女性)と僕の3人が、ぼたん園の維持に関わっています。まだまだ、これからと思っていた自分も74歳になり、他のお二人は自分よりも更に年長です。

  その間に、平成23年には「カフェ 遊木民族」が園の東側、緑園通り沿いにあった信徒会館の1階を改修して営業を開始しました。平成25年には、高齢者のための複合施設(「多機能ホームゆうゆうぼたん園」と「グループホームゆうゆうぼたん園」)が園の西側、北3線沿いに開設されました。そして、平成28年には、幼稚園と保育所の連携施設「認定こども園 美山遊子」が園の北西側、美山通り沿いに開園しました。いづれも、ぼたん園の敷地の一部を活用したものです。

  一方、北見市の話題としては、平成30年の平昌(ピョンチャン)オリンピックで、北見市を本拠地とする女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」が銅メダルを獲得する活躍をして、同年の流行語大賞に「そだねー」が選ばれるなど、一躍北見市が「カーリングの街」として全国的に知られることとなりました。

  翌年の平成31年には、北見市の民間企業の有志の方から、北見市の中心部に年間を通じて、カーリング、フィギアスケート、アイスホッケー、ショートトラックスピードスケートなどの国際試合もできるようなアイススポーツの総合屋内競技施設を建設するという、「北見アイスアリーナ建設計画」が提起されました。

  そして、その候補地としてぼたん園の敷地約10,000坪が挙げられましたが、現在までのところ、これだけの規模に対して、北見市の人口約13万人だけでは採算が採れないとの見方をする人、企業が多く厳しい状況にあります。資金面と採算面を考えると北見市や近隣の範囲で考えていても実現は難しいと思いますが、何とか、日本全国から、さらに世界中から人を呼べるようなものができないだろうか。

  これまでにも、何度も言ったり書いてきましたが、北見市は東北海道の滞在型観光の拠点として素晴らしいロケーションを備えています。
  北見からの日帰り圏として、東に網走、知床、西に大雪連峰、層雲峡、南に阿寒、北にはオホーツク海、サロマ湖、そして日本のカーリング発祥の町、常呂があり、さらに1泊をプラスすれば、知床は羅臼港から観光船で知床岬の先端まで行くことも、知床峠を越えて羅臼まで足を延ばし、国後島を指呼の距離に見ながらホエール(クジラ)ウオッチングを楽しむこともできます。

  北見から車で1時間半ほどの丸瀬布町にある、マウレ山荘に1泊、泉質のよい源泉掛け流しの温泉と地場産の食材を使った料理を堪能して、翌日は高速道路で旭川に出て、富良野観光をゆっくり1日満喫することもできますし、北見から阿寒までは車で1時間半から2時間あれば行け、阿寒で1泊すれば翌日は釧路湿原を通って釧路、北方領土を目の前に見れる根室岬まで足を延ばすことも可能です。

  また、北見市街から1時間程のドライブで、常呂町、サロマ湖周辺をゆっくり観光することができ、さらに北へ足を延ばせば、紋別市、雄武町と雄大なオホーツク海を一望し、北の海の幸を満喫することができます。

  北見市街に戻ったら、1日はゆっくり市内観光もお勧めしたいと思います。
  北見の歴史遺産として「北見ハッカ記念館」と「ピアソン記念館」があります。かつては、世界のハッカ生産量の7割を占めていたこともある北見。明治35年頃から始まった北見のハッカ生産は、昭和9年にホクレン北見薄荷工場ができて昭和14年には全盛期を迎えます。昭和58年に工場が閉鎖されるまで研究所として使用されていた建物に、その歴史と資料が展示されています。すぐ隣に別棟の「薄荷蒸留館」があり、薄荷蒸留の実演を見ることもできます。

  「ピアソン記念館」は大正から昭和初期にかけて、北見の創生期の精神、文化に大きな役割を果たしたアメリカ人宣教師ピアソン夫妻が15年間生活した木造2階建ての私邸を、記念館として復元したものです。また平成7年になって、この建物の設計者が全国で多くの教会や学校や個人住宅などを建て、実業家でもあったウイリアム・メレル・ヴォーリズであることが判明し、彼に関する資料も展示されています。

  「北見ハッカ記念館」も「ピアソン記念館」も、北見の中心街より近く、そんなに時間も要しないので立ち寄られることをお勧めします。なお、どちらも市の職員が常駐していて説明してくれます。入場は無料。

  なお、北見市街から車で気軽に行けて、秘境と言ってもいい、北海道らしい景色が味わえるお勧めのスポットがあります。

  ひとつは原生林の真っただ中に突然現れる湖、「チミケップ湖」である。北見からは30q、途中からは鬱蒼とした原生林の中の未舗装道路を走ること30分、突然、静寂の湖に出る。黒味がかった青い湖面と回りの鬱蒼とした原生林の他には何も見えません。
  「チミケップ湖」は1万年以上前にできた堰止湖だそうで、湖の周りには全7室しかない木造2階建ての「チミケップホテル」以外に、人工物は一切ありません。ここは、携帯電話も繋がらないため、都会の喧騒を逃れてくる道外の常連客が多いと言われています。まだ、秋には行ったことがありませんが、10月頃の紅葉の頃も素晴らしいに違いありません。

  もうひとつは、現在雲海で人気を呼んでいるのが占冠村の雲海テラスですが、北見から車で1時間半ほどで行ける「津別峠」の雲海が最近、そのスケールの大きさで話題になっています。 
  標高960メートルの展望台からは、真下に屈斜路湖、その向こうに知床連山、斜里岳、右には摩周岳の頭が、振り返れば雄阿寒岳、雌阿寒岳、大雪連峰、そして北見・網走の方角にはオホーツク海、という360度の展望が得られます。ただし、摩周湖と同様に釧路沖で発生する海霧が屈斜路湖に流れ込むことにより雲海が発生しますので、好天の日の早朝から午前中のなるべく早い時間に訪れることが必要です。

  また、北見には端野町の市営温泉「のんたの湯」を始め、「温根湯温泉」、「塩別つるつる温泉」などの源泉掛け流し温泉があり、汗を流した後は北見の繁華街にひしめく、本格的焼き肉店、居酒屋、寿司・和食店、ラーメン店、カフェ&バーなどの地元市民の行きつけの店で、ご当地グルメも楽しめます。

  ビール好きには、日本で第1号の地ビール「オホーツクビール」が飲めるビアホール「オホーツク・ビアファクトリー」で地元産のタマネギ、ジャガイモ、牛肉、鹿肉、サロマ湖産のホタテやホッケなどの魚介を使った本格料理も楽しめます。

  家族連れには夕陽丘通りの回転寿司「トリトン」、国道39号線沿いの、本格和食ランチもある寿司・和食・うなぎの「清元」、その隣の手打ちそばの「風花亭」、などがお勧めです。
  特に、女満別空港を利用する場合は美幌市内の「肉の割烹 田村」が、東京でもなかなか味わえない本格的な地元産の肉料理とメニューの豊富さでお勧めです。空港までは車で15分と便利です。

  令和3年7月9日(金)現在、未完です。機をみて継続します。

 
posted by ひろちゃん at 19:22| Comment(0) | 日記