2021年04月03日

独居老人の独り言 足柄峠

  令和3年3月31日(水)晴れ、ただし中国からの黄砂により遠景の視界不良な一日でした。気温は高く、半袖では少し寒いかなと思いましたが、ちょうどよいくらいの暖かさでした。

  3月11日の石割山に続いて、3月、2回目の山歩きです。今回も友人のIさんを誘って1200年の歴史を持つ足柄古道を歩きます。足柄山はご存知のとおり金太郎でも有名なところで、麓の大井松田の足柄大橋や今回の駐車場のある地蔵堂、そして足柄峠頂上にも金太郎の像が立っています。

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<地蔵堂への入り口にある金太郎と書かれた案内>

  例によって、朝9時半にI君宅(日野市)に迎えに行き、八王子インターより中央高速に入ります。渋滞はありませんが、結構な台数、特にトラックが目立ちます。今は、圏央道ができて八王子から東名高速の海老名JCTへ簡単に行くことができます。(2015年からはその先、湘南の茅ヶ崎JCTまで開通しています) 海老名JCTで東名高速に入り、少し先の大井松田ICで降り県道をまっすぐ南足柄市方面を目指します。

  欄干に金太郎像が立つ、酒匂川にかかる足柄大橋を渡り少し走ると竜福寺と書かれた信号を右折、緩やかな登り坂を6qほど走ると、左に地蔵堂の案内標識。左折して少しで地蔵堂に到着。ちょうど桜が満開で、地蔵堂の左側の桜並木を進むと左側に駐車場というよりは小公園と言ってもよい広場があります。周りは結構大きな桜の木に囲まれていて、崖の下には清流が流れています。

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<地蔵堂>

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<地蔵堂駐車場の桜>

  身支度をして、地蔵堂の下を通る、足柄峠を越えて御殿場に抜ける車道に出ます。北の方角に矢倉岳870mがよく見えます。車道を少し登って行くと右側に足柄古道の小さな案内板があり、登山道に入ります。ここからは、少し登山道を歩くと再び車道に出て、また登山道に戻るという繰り返しが続き、5,6回繰り返すと、車道脇に休憩小屋とバス停のある「見晴台」に出ます。南の方角に明神ヶ岳(1169m)の頭が見えます。休憩小屋のベンチに座ってコンビニ弁当を広げます。

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<矢倉岳>

  見晴台からは、石畳が整備されていて歩きやすく、途中には「源頼光の腰掛け石」などと書かれた木柱が立つところもあり、その昔名だたる武将や名も無い平民、さらには盗賊なども通る姿を想像してみるのも楽しい時間です。「足柄古道」は、ガイド本のよると大化の改新(645年)頃に足柄道と名付けられ、大和朝廷が官道と定め、その後1200年に渡り利用された。武田信玄や徳川家康などの武将も数多く通り、日本武尊が東征の折、この峠で「あずまはや我が妻よ」と叫んだところとしても知られている。万葉集や更級日記にも登場する。・・・と書かれています。

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<足柄古道の石畳>

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<源頼光の腰掛け石>

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<足柄古道の歴史>


  30分ほど登ると、足柄峠近くの車道に出ます。峠には関所跡などがあるようですが、道に迷って峠を越えて御殿場方面に下ってしまい、途中から気が付いて峠まで引き返すことになりました。
  峠からは車道を反対方向に進み、万葉公園の先から左側にある目立たない「矢倉岳・地蔵堂(万葉ファミリーコース)」の道標に従い、細い道を進みます。すぐに、「熊に注意くま 近くで熊の糞が見つかっています」との立て看板。そうか、金太郎は熊と遊んでたんだ!

  少し行くと、「直進・矢倉岳、右・地蔵堂(万葉ファミリーコース)」の道標。右は結構急勾配な薄暗い針葉樹林帯の中を下って行きます。最近はあまり人が通っていないようで、途中からコースが分からなくなりそうです。でも、ところどころに赤いビニールのひもが巻いてあるので迷うことはありません。
  ファミリーコースには似つかわしくなく、小さな子供には少し危険もあるのでは、と思いながら30分ほど下って行くと、やがて小川にかかる小さな橋を渡り、道は明瞭で緩やかになり植林された杉林の中を進みます。やがて突然茶畑が現れ、茶畑の間の細い道を下って行き川を渡ると午前中に峠に向かって登り始めた地蔵堂の下の車道の下に出ます。

  駐車場に着くと、休む間もなく今登ってきた足柄峠に向かって車を走らせます。峠を越えて御殿場へ向かいます。本来は、ガイドブックに従い人気のあるという日帰り温泉「御殿場市温泉会館」で汗を流す予定でしたが、ネットで確認すると建て替えのため休業中とのこと。
  仕方なく温泉は諦めて、いつも御殿場の冨士霊園に墓参の帰りに立ち寄る「二の岡ハム」でボロニアハムを買って帰ることにしました。二の岡フーズまでの通りは、今が桜並木の満開でした。今回は時間が無くて冨士霊園には寄ることができませんでしたが、恐らく霊園のあの見事な桜並木も満開だったはずです。

  帰り道は、もう10年以上前になると思いますが、閉店してしまった「木戸」という和食料理の店があった、現在の御殿場アウトレットの近くを通ってみました。「木戸」は、御殿場の冨士霊園に眠る母の墓参りの帰りに偶然見つけた店で、料理が美味しく、かつ上品でとても気に入った店でした。また、富士山が店内から正面に大きく見えて、いつも店内がゆったりした雰囲気で、従業員の方たちとも仲良くなりました。御殿場に別荘を構えた岸信介、佐藤栄作など代々の総理大臣が贔屓にしていたとの話も聞きました。

  数年前までは、空き地になっていましたが、今回は、行ってみてびっくり!!パリで三つ星レストラン「Rwstaurant KEI」のオーナーシェフ小林桂が和菓子の「とらや」とのコラボによりフレンチレストラン「Maison KEI」を今年の1月にオープンさせていました。詳しくは「Maison KEI」で検索。
  なお、「木戸」が無くなってからは、国道246沿いにあるフレンチ、「欧風めしや セルポア」を利用しています。小さな店ですが、家庭的なメニューと味が私は気に入っています。「御殿場セルポア」で検索。予約がベターです。

  これからも、できれば月に2,3回は山歩きを続けたいとIさんとは帰りの車中で話合いました。因みに家では毎朝体重を測っていますが、前回の石割山も今回の足柄峠も、翌朝の体重は出かける前より約1s減ることが分かりました。寿命がくるまで元気で生きるためには、毎回の1s減を積み重ねてゆくことを目標にしたいと思います。「1日8,000歩、中強の度歩行20分」とともに目標ができました。

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posted by ひろちゃん at 15:54| Comment(0) | 日記