令和3年も12月になってしまった。このところずっと留守中に溜まっていた新聞を読んでいるが、残すところあと1か月分ほどになった。切り抜きはもう既に段ボール1箱分に余るほどになっている。
途中まで書きかけた木造高層ビルの話題は、結論から言うとぼたん園の樹々、特に針葉樹は大部分が既に95年を超え100年の樹齢に近い。これらの樹々は100年近くにわたり光合成によりCO2を吸収して酸素を排出してきた。ただし、樹齢とともに吸収量は低下して現在ではほぼその役割を終えている。吸収されたCO2は燃やさないかぎり大気中に排出されることはなく、木のなかに固定されている。さらに木造高層ビルは鉄やコンクリートを使わないことにより、これらの建材を製造するために大量のCO2を排出することを避けることができるのである。(令和3年12月5日深夜)
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今日は午後1時から新宿で会社(旧安田火災)勤務時代の同期会があった。武漢ウイルスのせいで、この1年半ほど保留になっていたので久方振りの再会であった。今日の会が200回目とのことで、改めて年月の経過を認識した。以前は殆ど毎月、幹事持ち回りで開催していたので単純計算でもかれこれ20年近く続いていることになる。
最後に出席者全員(今回は11名)で撮った写真を見て、それまではみんな老人になったなあ、と他人事のように思っていたが、そこに写っているのはみんなと変わらない自分であった。何だかがっかりしたような一方では安心したような気持になった。でも最盛期には20人以上が集まっていたから、それから考えると既に鬼籍に入った者もいるし、現在本人、または奥さんが具合が良くなくて出てこれない者もいる。
順番に近況報告となったが、話すことはだいたい皆同じで病気、健康、女房、家族、運動(身体の)のことである。あと何回まで続くであろうか、できれば最後の一人になるまで続いて欲しいと思った。(令和3年12月7日深夜)
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昨日、参議院会館1215号室の参議院議員 青山繁晴事務所から自由民主党の党員申込書と党費を受領した旨の手紙が届いた。青山議員直筆(と思われる)のメッセージが書き添えられている。青山議員は11月の自民党総裁選に出馬する意思を固めていたが、高市早苗議員が一足早く出馬を発表したので急遽同議員の応援に回った。
日本を取り巻く安全保障環境が益々厳しさを増す中で、自民党の内外で国益を損なう恐れのある状況に止むに止まれず立つことを決意されてのことと思う。残念ながら高市総理は実現しなかったが、いづれどちらかが再び日本のリーダーとして立ち上がるときのために党員となって一票を確保しておきたいと思う。
<青山繁晴議員直筆のメッセージとともに送られてきた手紙>
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話が飛び飛びになってしまうが、ぼたん園の樹々を活かしたいと思う。幸いにも日本中、いや世界中で木が見直されてきている。日本は国土面積の70%を森林が占める森林国である。そして地震国でもある。従来は鉄やコンクリートに比べて耐震性、耐久性、耐火性などが劣るとされてきたが、近年これらの弱点とされてきたことがCLT(Cross Laminated Timber)などの新しい木造建築材や木造工法の技術開発により克服されつつある。
そして何よりも、木には鉄やコンクリートにはない多くのメリットがあることが魅力である。拙宅のマンションも既に築30年を超え、5年ほど前に全面リフォームを実施した。木が大好きなので木の良さを理解している1級設計士と工務店を選んで、鉄筋コンクリート造りのマンションではあるが、内装は建具、水回り、壁も可能な限り木を多用した。また壁、天井は全て漆喰塗とし、化学物質は排除した。(令和3年12月8日午後10時20分)
なによりも毎朝起きた時に東の窓から差し込む朝日が木と漆喰に反射して、部屋中が柔らかな光に包まれている感じに心癒される。自然のままの造形物は、こうして資材として加工されても生きている。木や漆喰の壁は呼吸をし、自然に温度や湿度を調節してくれている。生きているからこそ、大事に心を込めて世話をすれば年々風格を増し愛情に応えてくれる。そこが鉄やコンクリートとの一番の違いである。
(令和3年12月9日正午近く)
ぼたん園の樹々を無駄にしないように、有効に活用する道を探ってみようと思う。(令和3年12月20日22時25分)
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令和3年12月30日(木)16:25PM、晴れ、現在の気温12℃。今夜は氷点下(-1℃)の予報。
昨日、やっと留守中に溜まっていた新聞をやっと読み終えた。10月9日に帰宅してからほぼ毎日読んできたが、80日近くかかってしまった。今日からまたブログ再開だ。
今年も残すところ1日、明後日は新年を迎える。元旦は、今年は武漢ウイルスのせいで流れたが、明後日は子供たち家族が来る。総勢で13人となる。一人から13人に増えたのだから感慨深い。少しは自分が生まれてきた意味もあったのか。今は孫たちの成長が楽しみだ。全員好きなことを見つけて楽しい人生を送って欲しい。
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