2022年05月26日

急告!!6月2日(木)から6月15日(木)まで開園します。

 令和4年5月26日(木)午前6時40分、この記事を書いています。今日は北見地方の予報では、快晴で現在の気温は17℃、最高気温の予想は28℃(スマホ)とも、29℃(FM放送)ともいわれています。

 ぼたん園はコロナ禍により令和2年から休園して参りましたが、今年はどうするか迷っていました。オホーツク地方の新規感染者は5月25日現在74人と、未だ収束したとは言えない状況です。しかし、先週頃から北見市や釧路市の方からのお問い合わせもあり、急遽牡丹の開花期間に限定して、6月2日から6月15日に限開園することにいたしました。

 開園時間、休園日、入園料など、その他はぼたん園のホームページに記載のとおりです。今年は牡丹の開花は例年より1週間以上早く、5月23日(月)朝には咲き始めました。今朝(5月26日)の牡丹の開花状況は下の写真のとおりです。開園期間中の牡丹の状況は天候と気温により大きく影響されます。今日のような高温の日には、一気に開花が進むこともあり、低温が続くと比較的開花が長続きします。また、雨が降ると水滴で花が重くなり、下を向いてしまったり、早く散ることもあります。

<5月26日(木)午前6時25分撮影>
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<同日、午前6時25分撮影。まだ草刈りが済んでいない状態です。>
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<同日、午前6時26分撮影>
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<同日、、午前6時27分撮影>
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<同日、午前6時28分撮影>
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 なお、ぼたん園のホームページの方が掲載に2,3日時間がかかるため、このブログの方が先行してのお知らせになります。今後も、できるだけUP TO DATEに、お知らせしてゆきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
posted by ひろちゃん at 07:48| Comment(0) | 日記

2022年05月11日

独居老人の独り言 令和4年5月

 今日は5月11日(水)。昨日10日に北見へ来た。5月9日(月)朝6時半に家を出た。北見へ到着したのは5月10日(火)の午後1時半。ヴィッツのトリップメーターは1,150qを表示していた。

 この平成11年初度登録のヴィッツ(お袋が平成17年に亡くなるまで運転していたマニュアル車、いわば形見の車である)には勿論、ナビなど付いていない。そして用意したマップルは20年も前のもの、高速のサービスエリアで以前手に入れていた高速道路案内は最新のものが2016年版(平成28年版)である。高速道路の変化は日進月歩、全く役には立たなかった。唯一頼りになったのがスマホ。しかし、このスマホも東北三陸道では圏外になってしまう。万事窮す。

 去年9月に久し振りにヴィッツで帰宅したので、当然今年は同じヴィッツで北見に来るしかない。車がいいのは、好きなだけ荷物を運ぶことができることである。ただし、交通費は飛行機の3倍はかかる。人によっては車の運転が疲れることを挙げるだろう。しかし、僕は車の運転は何時間運転しても疲れることがない。運転が好きなのである。飛行機の方が、1時間半もじっと座っているから疲れる。

 それでも、一昨日は少し焦った。去年の帰途に立ち寄った東北龍泉洞の手前で時間は夕方の6時。そのときは、まだ三陸道は工事中で一部しか開通していなかったはず、と理解していたので迷った挙句龍泉洞の近くで高速を降りてしまった。幸い、降りた近くにガソリンスタンドがあってので給油をして、これから八戸までどのくらいかかるか聞いてみた。

 年配の男性と若い男性が出てきたが、年配の従業員は分からないらしく何も言わないで聞いているが、若い従業員は自分のスマホを出して画面を見ながら「三陸自動車道で行けば、3時間。海岸沿いの一般道なら4時間はかかる。三陸自動車道は久慈までが開通していて、久慈から八戸までは一般道になる。」という。おいおい、フェリーの出航時間は午後10時ちょうど。その1時間前までに手続きを済ませることになっているから、自動車専用道を行ってもギリギリじゃんか!!

 少し引き返して再び三陸自動車道へ入る。もし、10時発のフェリーに乗れなかったら?八戸で一泊するしかないなあ。面倒なことになりそう。辺りはもう暗くなってきたが、アクセルを踏む足に力が入る。走れど走れど、なかなか久慈には着かない。段々と行き交う車が少なくなり、漆黒の闇の中に「久慈」の表示を見つけたときは既に8時半を回っていた。「こりゃ、間に合わないか」と思ったとき久慈の先に自動車道は続いているではないか!八戸〇〇q(何キロだったか憶えていない)の表示が闇に浮かぶ。

 スタンドのお兄ちゃんは久慈までしか開通していないと言ったが、八戸まで開通していたんだ!
 すると、次に頭に浮かんできたのは、八戸南と八戸北の出口があるではないか!どっちだ?ええい、南で出よう。待てよ、インターを出てからは、フェリー乗り場までどうやって行くんだ?
 落ち着け、落ち着け、こういうときこそ落ち着いて考えよう。南出口の直前で左路肩にヴィッツを止め、スマホで八戸ー苫小牧フェリー乗り場をセットする。現在地を示す点滅するポインターが道を示してくれる。

 どこをどう走ったのか、停泊するシルバーフェリーのシルバーエイト号らしき明かりが見えた!(令和4年5月11日夜)

 ターミナルの玄関に車を停め、乗船受付窓口に飛び込む。時計を見ると既に9時10分過ぎ!窓口では最後の客か、受付嬢と話をしている。話が終わると同時に乗船予約票(ネットで予約した際に発行される予約票をプリントアウトしたもの)を差し出す。既に自分と受付嬢の他には誰もいない。そろそろ窓口のカーテンを閉じようとしていたのではないか?

 「車検証は?」慌てて玄関に停車している車に戻り、車検証を取ってきて渡す。危機一髪、間に合った!!車のダッシュボードに掲示する「シルバーフェリー」のステッカーと2等寝台のルームキーを受け取り車に戻る。ゲートを入ると4,5台の乗用車とトラックが1台、別々に並んでいる。乗用車の最後尾に並ぶと、すぐに船内に誘導される。もちろん我がヴィッツは最後だ。いや、さっきのトラックがヴィッツの前を通って少し奥に残された最後のスペースに停車した。

 船内は、何十台もの乗用車と大型トラックがすき間なく並んでいる。さっきから、「モー、モー」と牛の鳴き声がしきりに聞こえる。手荷物をまとめて狭い通路を通って階段を2つ昇るとデッキへ出る。すぐの客室の扉を開けるといつも見慣れたロビーがあり、ソファーや螺旋階段、売店、自販機と飲食できるスペースがある。ロビーの前後には、細い通路の両側に寝台個室が何十と並んでいる。連休も過ぎたからか、人影は疎らで売店の店員も暇そうだ。

<寝台個室が左右に並ぶシルバーエイト号の廊下>
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 手許のルームキー(カード)の客室番号を見て、すぐに船室に辿り着く。部屋は2段ベッドで小さなテーブルと椅子が1組あるだけで、残りのスペースは大人二人が立てる程度。ベッドは普通のシングルの幅の半分くらいしかない。この日は連休明けのせいか、相部屋にならずに済んだ。ベッドには読書灯もあり、本は読めそうだし、ゆっくり眠れそうだ。

<シルバーエイト号の2等寝台室々内>
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 誰もいないデッキに出てみる。ゴーゴーとエンジンの音とデッキにある排気塔からの排気音が耳をつく。空も海も漆黒に染まり、船尾に廻るとすでに明かりも見えなくなった苫小牧の港の方向に向かって
白い帯のように航跡が延びている。船室にもどり、タオルを持ってロビーの階段を昇ると、そこには赤と青の暖簾にそれぞれ「ゆ」と書かれている。

<船内の風呂>
20220516令和年北帰行船内風呂IMG_6774.JPG

 暖簾をくぐると、もうすでに大方の客は済ませたのか、誰も先客はいない。20人くらいは一度に入れるかという大きな湯舟は二つに区切られているが、どちらも同じ湯のようだ。湯に浸かり体を伸ばすと、まるでほろ酔い気分のように、湯舟が揺れているのか自分自身が揺れているのか分からないほど、ゆったりと揺れている。

 船はいつの間にか定刻の午後10時に八戸港を出航したようで、翌日10日の午前5時と5時半の艦内放送で目が醒めた。デッキに出てみると、まだ明けやらぬ空と海が寒そうに広がっている。やがて、まだ黒い海と雲一つないけれど水色の空との間の、少し赤味を帯びた地平線から白い太陽が昇ってくる。それは。徐々に黒い海に一直線に光の道を造り、薄水色の空を青色に変えてゆく。苫小牧港には定刻の6時に着岸した。

<船上からの日の出>
20220516令和年北帰行フェリー日の出IMG_6781.JPG

<苫小牧港に着いたシルバーエイト号>
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(令和4年5月16日午前8時49分)

 苫小牧からは、昨年10月に北見から苫小牧までの来た道を逆に辿る。鵡川町から日高町、そして日勝峠を超えて十勝の清水町を目指す。今回はスマホのナビ機能を活用して帯広市街を避け鹿追、然別湖方向に向かう。然別湖への道を手前で右折し、士幌町を経て本別町まで十勝平野のど真ん中を10qも20qも真っ直ぐの直線道路を走り続ける。やがて、国道242号(陸別国道)にぶつかり左折し本別町を通過、足寄町を過ぎれば、日本一寒い町、陸別町まで来れば北見はもう指呼の距離だ。今は陸別町の少し先からは北見まで自動車専用道路が開通している。まだ全線開通には至ってないので通行料はかからない。

<日勝峠を超えて>
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 快適に専用道を飛ばせば40分ほどで、北見中央インターを出てぼたん園に到着する。時計は午後1時30分を指していた。

<ぼたん園に到着>
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(令和4年5月17日午後5時35分)

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 令和4年5月19日、午前11時35分。天気曇り。午後3時からは雨の予報。気温20℃。
 昨日まで、連日続いていた快晴が今日は久しぶりに午後からは雨の予報である。野菜苗の定植にはチャンスである。一昨日、車で10分の武田花光園にスタッフのSさんと野菜苗を買いに行った。トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、パセリ、セロリ、レタス、ジャガイモ(男爵)を購入。タマネギの苗は販売終了していた。昨日は北見駅近くの佐々木種苗にて、タマネギ(白玉と赤玉)、ついでにバジル、ゴーヤの苗を買ってきた。

<野菜の苗(奥)と桜の実生苗(手前のふたつ)。桜の苗は園内の桜の古木の根元から採取したもの。>
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 午前9時から1時間かけてスタッフのSさんとビニールハウスの新しいビニール張りをした。以前から使用していたビニールが使用に耐えなくなったので、張り替えることにした。これは、最初から毎年トマトの雨除け用として使用していたが、トマトは沢山収穫できるが、川崎に送ることもできず、ボランティアの人たちに分けたり、遊木やゆうゆうぼたん園に寄付していたが、ボランティアも無くなり、武漢ウイルスもありで昨年はトマトは造らなかった。

<ビニール張替え前のビニールハウス>
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<ビニール張替え作業中のビニールハウス>
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<完成したビニールハウス>
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 今年は、自家消費用としてトマト4本、キュウリ2本、ナス2本をビニールハウスで造ってみようと思う。それでも、片側にトマト10本分(2本づつ支柱を交差して立てるので、2本5組となる)を植えられるので、もう半分の片側はSさんに譲ることにした。トマトは水遣り不可なのに対してキュウリ、ナスは水遣りが欠かせないので余計な手間がかかるかも知れない。それでも、半分以上(6本分)が余るので、様子をみて必要なら追加を考えよう。

 午後からは雨の予報だったが、結局は雨は1日中降らなかった。とりあえず、ビニールハウスの手前の畝に自家消費用のパセリ、レタス、セロリ、バジル各1本を植えた。そして、ゴーヤ2本は休憩室の前の小屋の脇に植えた。

<自家消費用の手前からパセリ、レタス、バジル>
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<自家消費用のゴーヤ2本。手前は自生している黒百合>
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(令和4年5月19日午後11時48分)

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 令和4年5月20日(金)午前6時50分。現在の天気は晴れ。予報では午後から晴れ。現在の気温は17℃。最高気温予想は21℃。土曜日は晴れ、日曜日は曇りの予報で、雨は月曜日まで待たなくてはならないようだ。今日の午前中に残りの野菜苗をできるだけ植えよう。

 今日と明日はSさんはお休み。誰も来ないので気楽にゆこう。去年、同じナス科のトマト、ナス、ピーマン、ジャガイモを植えた畑は連作を避けるため、今年はユリ科のタマネギ、ニンニクを植えよう。
 ニンニクは一昨年まで毎年続けていた青森産のホワイト6片を、また佐々木種苗で取り寄せてもらおう。一昨日、佐々木種苗で注文するのを、すっかり忘れてしまった。午後から注文しに行ってこよう。

そうだ、忘れてた。佐々木種苗に行ったら、発注は9月になるとのこと。毎年9月に1片づつ植えて、一冬越して翌年7月が収穫だ。ただし、今はホワイト6片は6片が取れて”ホワイト”になっているとのこと。何故かというと、かならずしも6片ではなくなっている(4片や5片が多くなっている)からだという。こんなことなら、この2年間は武漢ウイルスのせいでニンニク作りを休んでしまったけれど、種ニンニクだけでも作っておけばよかった、と悔いること大なり。今年は9月に植えようと思う。(令和4年5月21日)

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 令和4年5月31日(火)午前10時8分。今日の天気は曇り、気温は現在13℃。最高気温14℃、最低気温8℃の予報。6月2日から15日までの開園を発表してから連日、今日のような曇り、時々小雨かつ低温注意報が出る日が続いている。お陰で牡丹はスローダウンしている。

 
posted by ひろちゃん at 16:25| Comment(0) | 日記