2018年07月29日

キツネの縄張り

 7月24日(火)以降、晴天が続いています。同日、園内に鹿3頭が現れたことは前回の記事で書きましたが、その後26日(木)夕方5時過ぎに芝生の草刈りをしようとしたところ、芝生に鹿が3頭いるではありませんか。
 また、市役所に連絡したところ市役所から警察にも連絡がいったようで、お巡りさんと少し遅れて市役所職員2名が来園。園内を探したところ、正門の近くで3頭を発見。でも、市役所の職員さんが言うことには、下手に外へ追いやって近所の民家に飛び込んだりすると被害が出かねないので、静かにしておいて夜間に山へ帰ってもらうしかないとのこと。

 このところ鹿と並行して、園内には以前からキツネの親子が住みついていますが、夕方5時の閉門を待っていたかのように親子(多分母親とコギツネ2匹の3匹)が西側の芝生に現われてコギツネを遊ばせています。
 7月25日(水)は午後3時頃から一人で芝生の刈り取った草を集めて堆肥場へ運んでいました。

 芝生の草を集めてリヤカーで堆肥場に運んでいました(7月25日 15:52撮影)
180729夏日のぼたん園 005.JPG

 気が付くとキツネが1匹堆肥場に先回りしています(7月25日 15:58撮影)
180729夏日のぼたん園 006.JPG

 どうも母キツネのようです。コギツネが2匹いるはずですが身体の大きさはあまり変わりありません。コギツネたちと比べると痩せていて、そのせいもあるのか、目つきは鋭い感じです。
 このところ、夕方閉門のため芝生の近くを通ると子供たちを遊ばせて、その傍で辺りに目を配っている姿をよく見かけていましたので、あまり気に架けずに芝生の草をフォークでリヤカーに投げ入れていました。
 ところが、なんとなく後ろに気配を感じたので振り向くと、なんと2メートルと離れない近くに座って私の動作をじっと見守っているではありませんか!
 一瞬ギョッとしましたが気を取り直して追い払おうとすると、逃げるどころか歯を剥いて犬に似た吠え方で「ワン」と威嚇してきます。そう言えば妻が今年6月に来た時に、弘法大師の参道のところでキツネに追いかけられて怖い思いをしたと言っていたことを一瞬思い出しました。その時はあまり気に留めずに聞き流して「逃げるから追いかけられるんだよ」と言っていました。

 私の手には草を掬うフォークが握られていますので、それをキツネに向けて追い払おうとします。ところが全く逃げようとはしません。それどころか隙があれば私に襲いかかろうと身構えます。
 予想に反するキツネの行動に私は戸惑い始めています。それから30分ほどにも長く感じられる時間をこのキツネと対峙することになろうとは思ってもいませんでした。少しでもこちらが弱みを見せれば襲われそうな恐怖に似た気持ちと、眼を逸らして後ずさりでもしようものなら飛びかかってくるような気がして、フォークを握る手に力が入ります。

 後には引かない母キツネ(7月25日 16:00撮影)
180729夏日のぼたん園 008.JPG

 この対決の結末は、私がフォークを上段に構えたまま徐々に後ずさりをして引き下がるしかありませんでした。この私に比べれば小さなこの動物は、自分の何倍もある人間に対して一歩も引き下がることはありませんでした。

 後日、この話をもう30年以上もぼたん園の世話をしてきたSさん(女性)に話したところ、キツネ(その他の動物も共通しているのかも知れない)には縄張りがあって、自分の縄張りに侵入してくる動物(人間も含めて)に対しては断固として排除しようとするものなんだそうである。
 ましてや母キツネであれば、子供たちを守るためにも危険な侵入者に対しては決然として対決するのであろう。そう言えば普段から他の動物に対して自分の縄張りを示すために糞や尿(尿はよく分からないが、糞は真っ黒なのでよく目立つ)を残すことも納得がゆく。
 もうひとつSさんの経験として、キツネを追い払う時は何でもよい(テイッシュでも)ので投げられるものを持っていて、それを投げつけると逃げて行くそうである。
posted by ぼたん園々主 at 23:10| Comment(0) | 日記
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