2021年05月05日

独居老人の独り言 大山と仏果山・高取山

  令和3年5月5日(木)16時05分、今日はゴールデンウイーク最後の日です。一昨日、昨日と快晴で初夏の爽やかな日が続きましたが、今日は打って変わって朝から時々雨がぱらつく曇り空です。

  相変わらず武漢ウイルスは、イギリス型、ブラジル型、インド型などと変異しながら世界中で猛威を振るっています。日本も連日重症者が最多更新していて、緊急事態宣言を解除することができないでいます。ワクチン接種も遅々として進まず、先進国の中では最下位に甘んじています。そんななか、出歩くことも憚られる雰囲気ですが、いつまでも家に籠っていても気分は落ち込むし、実際に筋力は低下するばかりです。そこで、一昨日、昨日と連チャンで山歩きをしてきました。

  先月からいつものIさんと、5月4日(火)に山へ行く約束ができていましたが、2日の日曜日に会社勤務時代の後輩で近く(百合丘)に住んでいるW君から電話があり、丹沢の大山に誘われたのです。大山には子供がまだ小さかったころに家族で阿夫利神社に参拝したり、その後も一人で表丹沢や西丹沢の山々に登っていた時期がありましたので、懐かしさもあり二つ返事で引き受けてしまいました。

  令和3年5月3日(月)、天気予報のとおり朝から雲一つ無く、爽やかな一日になりそうです。前日の約束どおり、午前9時に新百合ヶ丘駅のタクシーターミナルの近くでW君を乗せて、東名高速の青葉インターに向かいます。W君は電車で秦野まで行き、秦野からはバスでとの積りのようでしたが、三蜜を回避するためには電車とバスは避けたいとの希望を了解してもらいました。

  ところが、青葉インターの料金所で早くも大渋滞、以降厚木インターまでノロノロ運転。この1年以上ずっと自粛、自粛で溜まっていた鬱憤を晴らすかのように皆さんドット繰り出したのでしょう。かく言う我々もそのとおりです。さらに、やっとたどり着いた厚木インターでうっかり間違ってそのまま厚木・平塚有料道路に入ってしまい途中から引き返すことに。

  そして、やっとの思いで麓の追分駅から6分ほどで阿夫利神社下社駅までを結ぶケーブルカーの近くまで来ると、またもや渋滞で殆ど動かなくなりました。ガイド本にも「休日は、大山に向かう県道は混雑するが抜け道はない。混むのは駐車場の手前1qくらいから。」と書いてあった。恐らくこの先、駐車場も参道もケーブルカーも混雑が予想されるので、急遽Uターンしてヤビツ峠から山頂を目指すルートに変更することにしました。

  ヤビツ峠は昔、何度かバスで行ったことがありますがほとんど記憶には残っていません。それでもナビのお陰で迷うことなく山道を30分ほど登ってゆくと、ヤビツ峠に到着。峠にある小さな駐車場も車とバイクで満車。仕方なく、少し戻った道路わきに空きを見つけて駐車。登山靴に履き替えて、やっと登山開始。時計は既に11時を過ぎています。

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<ヤビツ峠>

  このルートは初めてですが、最初から山頂までほとんど直登で石と岩が多く、初心者向きとは言え結構ハードでした。特に、下りは日頃鍛えていない足には応えました。私より8歳若いW君は学生時代にはボート部に所属し、会社に入ってからもランニング、そして今もジムと勤務先の高層ビルの階段を毎日昇降するというスポーツマンなので、その差は歴然としています。

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<山頂を目指して>

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<山頂手前、下社から登ってくる表参道との合流点、25丁目から見る丹沢の山々。富士山は雲の中。>

  大山山頂(1251m)には阿夫利神社が祀られていて、若い人や中高年、そして中国人で混んでいました。山頂のさして広くはない境内からは相模平野や相模湾、横浜や江の島、富士山、丹沢山塊が眺められます。この日は幸いにして黄砂の影響もなく、比較的クリアーな眺望が得られました。

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<大山山頂から見る相模平野と相模湾>

  帰途は東名高速が大渋滞との情報がありナビに従い国道246号に出ましたが、やはり厚木を過ぎてからは渋滞していました。長津田を過ぎて、ますます渋滞してきたので途中から246を離れナビに従い新百合ヶ丘を目指しました。新百合に着いたときには既に午後の8時を回っていました。
  
  翌日4日(火)も起床すると雲一つない快晴です。予報では昨日より気温は高くなるようです。昨夜、帰宅すると同時にIさんから電話があり、今日の予定は昨日と同じ東名高速の厚木インターから30分ほどの仏果山・高取山にすることになりました。

  この日もいつものように八王子に近いIさん宅を目指しますが、いつもと違って途中までは自分が知っているルート、途中からはナビの指示するルートというMIXを試みました。結果は・・・いつもの半分の40分でIさん宅に到着。これにはIさんもビックリ。

  仏果山・高取山も大山も同じ丹沢山塊の山ですが、仏果山・高取山の方が八王子に近く厚木からでは少し遠回りになるので、今日は高速を使わずナビに従い一般道を行くことにします。ナビが無かった昔に比べると本当に便利になったことを実感します。どこをどう走ったのか全く分かりませんが、さしたる渋滞もなく、宮ケ瀬湖に辿り着くことができました。昨日よりは車も空いているようです。

  宮ケ瀬湖畔にある大棚沢駐車場は湖畔では唯一の20台ほどの無料駐車場ですが、着いてみると生憎満車です。しばらくどうしようかと迷っていると、幸いにも1台空きができて無事駐車することができました。早速、登山靴に履き替え道路の反対側にある登山口の階段を上ります。

  登山道は初めは比較的なだらかで石や岩も無く、昨日の筋肉痛が残る脚には少しは優しいかなと思いつつも徐々に傾斜は増して、整備はされているものの階段が続きます。途中、若いカップルやグループ、なかには3歳くらいの子供連れの若い夫婦などと時折すれ違い(降りてくるほうは別として、登るほうは追い抜かれるのみ)ますが、あとは小鳥の鳴き声のみ。Iさんはどんどん先へ行き、見えなくなりました。

  休み休み登り、ようやく稜線に到着。道標に「右、仏果山0.9q」「左、高取山0.7q」とある。携帯をIさんにかけると、仏果山山頂まであと少しとのこと。ガイド本を確認すると、「標高747mの仏果山の頂上には高さ13mの展望台が建つ。展望台からは、丹沢の主峰丹沢山や大山などのほか、相模平野も一望できるが、宮ケ瀬湖の眺めは高取山の方がいい。」とある。

  心のなかで「昨日、大山から相模平野や丹沢山塊は見たし・・・、200mの差は大きいよな。」と、言い訳をしつつ左を選択する。尾根伝いで、そう大きなアップダウンは無く15分ほどで高取山山頂に着きました。南面が大きく開けて相模平野が一望できます。昨日よりは少し遠くが霞んでいますが、左右の視界は昨日より広いようです。

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<高取山山頂より相模平野を望む>

  山頂の広場には三つの木製テーブルとベンチがあり、若いグループ2組と老年の男性がテーブルで食事をしています。残るベンチでコンビニ弁当の昼食を済ませて、仏果山と同様に標高705mの山頂に建つ13mの鉄骨製の展望台に上ってみました。その時、Iさんから携帯がかかってきました。稜線の分岐まで戻ったとのことなので、こちらに来るように伝えます。

  展望台の上からは360°の眺望で、南側には先ほど見た相模平野が、反対の北側には丹沢山塊をバックに眼下に宮ケ瀬湖、東側には宮ケ瀬ダム、西側には仏果山の山頂が一望できます。スマホと小型カメラで景色を撮影し終わったところに、Iさんが現れました。仏果山までは結構きつかったとのこと。やっぱり、正解だったかな。

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<展望台から見る丹沢山塊と宮ケ瀬湖>

  しばらく休んで、下山することに。下りは登りよりキツイと言われますが、特に大した段差ではないのですが脚に応えます。やっと、ヤビツ峠の登山口に着いた時間は午後4時半。小休止ののち再びハンドルを握ります。カーブする山道を駆け下り、ナビに従い山里を抜け、高層ビルが目立つように変身した橋本の中心街を通り、やがてIさんも驚くような裏道を辿ってIさん宅に到着。

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<足に応える下り階段>

  Iさん夫妻の見送りを後にして、続いてナビのお世話になり乍ら午後の7時半には無事帰宅しました。
  少しは疲れましたが、一風呂浴びたあとは心地よい疲れに変わり、充実した一日に感謝の気持ちに満たされて、いつもより早めに眠りに就きました。

  
posted by ひろちゃん at 18:46| Comment(0) | 日記

2021年04月20日

独居老人の独り言 西沢渓谷

  令和3年4月19日(月)快晴。少し黄砂は飛んでいるようだが、一日中晴天で絶好の山歩き日和だった。午後からはもう夏を思わせるような陽射しの強さが感じられた。

  今回は、奥秩父の渓谷美で知られた西沢渓谷を訪ねた。歩行時間が4時間以上なので、いつもより30分早く7時半にIさん宅(日野市豊田)に向かう。今日はやっと使い慣れてきたVWヴァリアントのカーナビの指示に従うこととする。

  いつもは若葉台から京王線の桜上水を抜けてゆくけれど、今日は世田谷街道で鶴川を経由して多摩ニュータウンを抜ける道をたどる。ところが、世田谷街道へ出た途端から進むにつれて渋滞。この時間は多摩ニュータウンの通勤車両が多いのだろう。8時半の到着予定が15分ほど遅くなってしまった。

  Iさん宅からもナビのお世話になることにして、いつものように八王子インターから中央高速に。渋滞もなく、快調に相模湖町、大月町、そして笹子トンネルを抜け勝沼インターで高速を降りる。Iさん宅を出るときにナビを目的地に設定しているので、その指示に従い迷うことなく快走する。

  勝沼はフルーツの町だ。道路の両脇には、ブドウや桃の木が芽吹き始めた果樹畑が続く。やがて国道140号(秩父往還道)に入ると徐々に高度を増し、笛吹川に沿いながら登ってゆく。
  若い頃に登った懐かしい乾徳山登山口の案内板を過ぎて少し行くと、やがて石積(ロックフィル)の広瀬ダム、広瀬湖を左に見て先に進むと間もなく西沢渓谷入口の案内板がある。

  国道140号は、この先の98年に開通した雁坂トンネルを抜けて秩父に至る。我々は国道を外れてみやげ物店の前から少し下ったところにある村営駐車場(無料)に駐車する。
  登山靴に履き替えて売店に戻り、渓谷に向かう舗装された林道の入り口に近づくとゲートが閉まっている。ゲートには一般車乗り入れ禁止の看板と並んで、「渓谷遊歩道は工事中のため、三重の滝から先は通行不可」の注意書きがぶら下がっているではないか!!よく見ると渓谷のおよそ三分の一までしか行かれない。

  気を取り直して舗装された林道を20分ほど進むと、左に大きな案内板があり、ここからは林道を外れて山道へ入る。すぐに西沢山荘があるが、今は閉鎖されているようで案内板には旧西沢山荘と書かれている。

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<旧西沢山荘>
  
  笛吹川の清流を下に見て、沢音を聞きながらしばらく進むと二俣吊橋が現れる。ここは、これから向かう西沢とは谷筋の違う東沢とが合流するところで、吊橋は東沢からの流れに架けられている。
  吊橋はそれほど長くはないが、それでも橋の中央付近は揺れて思わず鉄製のロープを握る手に力が入る。橋の真ん中で記念写真を撮ってもらう。

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<二俣吊橋>

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<吊橋上の筆者>

  吊橋を渡ってからは沢沿いの道を何度か昇り降りするが、最後の崖には立派な鉄製の階段と鎖が整備されていて危険はない。かれこれ40分ほどで最後の階段を登り切って少し下ると、一段と沢音が大きくなって、三重の滝(みえのたき)の上に到着する。ここから先はロープが張られて立ち入り禁止となっている。

  残念ながら諦めるしかない。やっぱり事前に現地の状況を確認しておくことが大事と再確認する。しかし、考えようによってはいつもよりゆっくりと自然を楽しむことができると思うと、これも悪くはないと思い直す。当初の予定では帰途、駐車場から近い三富村々営の笛吹の湯で汗を流すつもりだったので、これでいつもよりゆっくり温泉が楽しめると思うと悪い気はしない。

  三重の滝は上流から流れてきた水が急に両脇から崖が迫る狭い谷を、大きな石の間を急流となって三段の滝を作って流れ落ちる。先ほどの立ち入り禁止のロープが張られたところから左へ少し降りると、その先に木製の滝全体を下から見られる観覧席が作られている。
  時間も十二時半となっていたので、この観覧席に座って今朝、八王子インターに入る手前のコンビニで買ってきた弁当を広げる。マイナスイオンのせいか、いつにも増して空気も弁当もお茶も美味しく感じる。

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<三重の滝>

  車を止めてある駐車場まで戻り、観光客がいないみやげ物屋で手作りだという草餅を買う。車に戻って登山靴を履き替える。ガイドブックに掲載されていた、ここから10分ほど下ったところにある、三富村々営の「笛吹の湯」に寄る予定だったが、自他ともに認める温泉(特に秘湯)通のIさんの下調べによると、少し手前の「白龍閣」なる温泉旅館の方がよさそうだとの意見に従うことにした。

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<白龍閣>

  「白龍閣」は外観は普通の温泉旅館だったが、大浴場、露天風呂ともになかなかよい湯であった。国道140号に面していて、反対側は笛吹川に面している。特に露天風呂は鬱蒼とした緑に囲まれて源泉から引いていると思われる45,6℃はあろうかという湯が道路側の崖の上部から流れ落ちてくる。紅葉の木が多く、紅葉の季節に訪れてみたいと思わせる。
  笛吹川のこの辺りの流域にはよい源泉が湧き出しているらしく、他にも数軒の温泉施設があるようだ。今上天皇がまだ独身でおられた頃、乾徳山登山の際に宿泊された川浦温泉の山県館はこの少し下ったところにある。

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<白雲閣大浴場>

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<白雲閣露天風呂>

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<新緑の白雲閣露天風呂>

  帰途は例によって、ナビに従いIさん宅経由で自宅までストレスなくスムーズであった。今回の山歩きは当初の予定通りにはゆかなかったが、今の季節ならではの新緑の山々とゆったりと源泉かけ流しの湯を満喫できた旅であった。感謝。
 
 
posted by ひろちゃん at 13:08| Comment(0) | 日記

2021年04月04日

独居老人の独り言 家の近くにHawaiiが!!

  令和3年4月4日(日)午後7時。曇り時々陽が射したり、小雨がパラついたり。最高気温22度。

  昨年の春頃、自宅の近くにハワイアン・パンケーキの店がオープンした。多分もう1年近くが経ったのではないかと思う。オープンしたばかりの頃、物珍しさもあって、家内と二人で行ってみた。自宅からは歩いても5分もかからない距離である。

  行ってみて驚いた。結構広い駐車場は満杯で、入場を待つ車の列ができている。店の中と入り口の前には入店の順番を待つ客が大勢列をなしている。「こりゃだめだ」と諦めて帰宅したことがある。それ以来、殆ど昼間と言わず、夜と言わず、店の前を車で通るたびに見ているが、いつも満員のようである。

  今日、久し振りに嫁さんが里帰りして一人で留守番をしている次男を誘って、家内と三人で新百合ヶ丘駅近くで昼食をして、次男と別れた帰りに二人で寄ってみた。いつもよりは駐車場も空いていたし、店内で順番待ちをしている客も2組くらいであったので、比較的スムーズにテーブルに案内された。

  店の外観ももちろんハワイ風な造りであったり、色彩であったり、壁にはサーフボードや海亀やハイビスカスをあしらったボードが飾られたりしているが、店内も同じようにいかにもハワイのレストランにいるような雰囲気を醸している。コロナ禍なので、それなりに客同士の距離は配慮がされているが、午後も3時近いにもかかわらず、満席に近い客が入っている。

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<ハワイアン・パンケーキのKona's Coffee>

  メニューには色とりどりのソースやフルーツを纏ったパンケーキが並び、食事も肉や魚をメインにしたものが食欲をそそる。デザートも沢山の種類のアイスクリームや飲み物がカラフルに目を楽しませてくれる。流石に日本人だなあ、と感心してしまう。ハワイ島にしか滞在したことは無いが、こんなに多種多様なメニューにはお目にかからなかったような気がする。

  ココナッツとキャラメルソースのかかったパンケーキ一人前とコーヒーをそれぞれ注文する。一人前と言っても、普通に家庭で作るホットケーキが3枚分重なったもので、この量はハワイでも経験した量だ。アメリカはメインディッシュもデザートも日本の2,3倍の量が当たり前だ。食事をした直後だし、家内はホットケーキは殆ど口をつけた程度で、自分一人で残りを持て余す程の量だった。

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<店内>

  ホットケーキを食べながら、以前日系二世のハワイ(ハワイ島)の別荘に2回ほど招待されたときのことを思い出していた。あの人達は今頃どうしているだろうか。キラウエアはその後大人しくなっただろうか。庭に植えてきたライムの木はいっぱい実をつけているだろうか。
posted by ひろちゃん at 21:05| Comment(0) | 日記

2021年04月03日

独居老人の独り言 足柄峠

  令和3年3月31日(水)晴れ、ただし中国からの黄砂により遠景の視界不良な一日でした。気温は高く、半袖では少し寒いかなと思いましたが、ちょうどよいくらいの暖かさでした。

  3月11日の石割山に続いて、3月、2回目の山歩きです。今回も友人のIさんを誘って1200年の歴史を持つ足柄古道を歩きます。足柄山はご存知のとおり金太郎でも有名なところで、麓の大井松田の足柄大橋や今回の駐車場のある地蔵堂、そして足柄峠頂上にも金太郎の像が立っています。

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<地蔵堂への入り口にある金太郎と書かれた案内>

  例によって、朝9時半にI君宅(日野市)に迎えに行き、八王子インターより中央高速に入ります。渋滞はありませんが、結構な台数、特にトラックが目立ちます。今は、圏央道ができて八王子から東名高速の海老名JCTへ簡単に行くことができます。(2015年からはその先、湘南の茅ヶ崎JCTまで開通しています) 海老名JCTで東名高速に入り、少し先の大井松田ICで降り県道をまっすぐ南足柄市方面を目指します。

  欄干に金太郎像が立つ、酒匂川にかかる足柄大橋を渡り少し走ると竜福寺と書かれた信号を右折、緩やかな登り坂を6qほど走ると、左に地蔵堂の案内標識。左折して少しで地蔵堂に到着。ちょうど桜が満開で、地蔵堂の左側の桜並木を進むと左側に駐車場というよりは小公園と言ってもよい広場があります。周りは結構大きな桜の木に囲まれていて、崖の下には清流が流れています。

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<地蔵堂>

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<地蔵堂駐車場の桜>

  身支度をして、地蔵堂の下を通る、足柄峠を越えて御殿場に抜ける車道に出ます。北の方角に矢倉岳870mがよく見えます。車道を少し登って行くと右側に足柄古道の小さな案内板があり、登山道に入ります。ここからは、少し登山道を歩くと再び車道に出て、また登山道に戻るという繰り返しが続き、5,6回繰り返すと、車道脇に休憩小屋とバス停のある「見晴台」に出ます。南の方角に明神ヶ岳(1169m)の頭が見えます。休憩小屋のベンチに座ってコンビニ弁当を広げます。

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<矢倉岳>

  見晴台からは、石畳が整備されていて歩きやすく、途中には「源頼光の腰掛け石」などと書かれた木柱が立つところもあり、その昔名だたる武将や名も無い平民、さらには盗賊なども通る姿を想像してみるのも楽しい時間です。「足柄古道」は、ガイド本のよると大化の改新(645年)頃に足柄道と名付けられ、大和朝廷が官道と定め、その後1200年に渡り利用された。武田信玄や徳川家康などの武将も数多く通り、日本武尊が東征の折、この峠で「あずまはや我が妻よ」と叫んだところとしても知られている。万葉集や更級日記にも登場する。・・・と書かれています。

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<足柄古道の石畳>

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<源頼光の腰掛け石>

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<足柄古道の歴史>


  30分ほど登ると、足柄峠近くの車道に出ます。峠には関所跡などがあるようですが、道に迷って峠を越えて御殿場方面に下ってしまい、途中から気が付いて峠まで引き返すことになりました。
  峠からは車道を反対方向に進み、万葉公園の先から左側にある目立たない「矢倉岳・地蔵堂(万葉ファミリーコース)」の道標に従い、細い道を進みます。すぐに、「熊に注意くま 近くで熊の糞が見つかっています」との立て看板。そうか、金太郎は熊と遊んでたんだ!

  少し行くと、「直進・矢倉岳、右・地蔵堂(万葉ファミリーコース)」の道標。右は結構急勾配な薄暗い針葉樹林帯の中を下って行きます。最近はあまり人が通っていないようで、途中からコースが分からなくなりそうです。でも、ところどころに赤いビニールのひもが巻いてあるので迷うことはありません。
  ファミリーコースには似つかわしくなく、小さな子供には少し危険もあるのでは、と思いながら30分ほど下って行くと、やがて小川にかかる小さな橋を渡り、道は明瞭で緩やかになり植林された杉林の中を進みます。やがて突然茶畑が現れ、茶畑の間の細い道を下って行き川を渡ると午前中に峠に向かって登り始めた地蔵堂の下の車道の下に出ます。

  駐車場に着くと、休む間もなく今登ってきた足柄峠に向かって車を走らせます。峠を越えて御殿場へ向かいます。本来は、ガイドブックに従い人気のあるという日帰り温泉「御殿場市温泉会館」で汗を流す予定でしたが、ネットで確認すると建て替えのため休業中とのこと。
  仕方なく温泉は諦めて、いつも御殿場の冨士霊園に墓参の帰りに立ち寄る「二の岡ハム」でボロニアハムを買って帰ることにしました。二の岡フーズまでの通りは、今が桜並木の満開でした。今回は時間が無くて冨士霊園には寄ることができませんでしたが、恐らく霊園のあの見事な桜並木も満開だったはずです。

  帰り道は、もう10年以上前になると思いますが、閉店してしまった「木戸」という和食料理の店があった、現在の御殿場アウトレットの近くを通ってみました。「木戸」は、御殿場の冨士霊園に眠る母の墓参りの帰りに偶然見つけた店で、料理が美味しく、かつ上品でとても気に入った店でした。また、富士山が店内から正面に大きく見えて、いつも店内がゆったりした雰囲気で、従業員の方たちとも仲良くなりました。御殿場に別荘を構えた岸信介、佐藤栄作など代々の総理大臣が贔屓にしていたとの話も聞きました。

  数年前までは、空き地になっていましたが、今回は、行ってみてびっくり!!パリで三つ星レストラン「Rwstaurant KEI」のオーナーシェフ小林桂が和菓子の「とらや」とのコラボによりフレンチレストラン「Maison KEI」を今年の1月にオープンさせていました。詳しくは「Maison KEI」で検索。
  なお、「木戸」が無くなってからは、国道246沿いにあるフレンチ、「欧風めしや セルポア」を利用しています。小さな店ですが、家庭的なメニューと味が私は気に入っています。「御殿場セルポア」で検索。予約がベターです。

  これからも、できれば月に2,3回は山歩きを続けたいとIさんとは帰りの車中で話合いました。因みに家では毎朝体重を測っていますが、前回の石割山も今回の足柄峠も、翌朝の体重は出かける前より約1s減ることが分かりました。寿命がくるまで元気で生きるためには、毎回の1s減を積み重ねてゆくことを目標にしたいと思います。「1日8,000歩、中強の度歩行20分」とともに目標ができました。

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2021年03月13日

独居老人の独り言 石割山

  一昨日、令和3年3月11日(木)久し振りに(かれこれ5年以上)山歩きに行ってきました。富士山と山中湖が一望できるなだらかな山頂と、二つに割れた巨岩がご神体となっている石割神社を辿る「石割山」です。会社勤務時代から永年一緒に山歩きをしてきた親友のIさんを誘っての山行です。

  朝6時半に目覚めると、昨日の天気予報のとおり雲一つない快晴です。八王子のIさんの自宅まで車で迎えに行って、近くの中央高速八王子インターを利用、コロナ禍の平日とあって渋滞することもなく順調にドライブ、相模湖を過ぎると左右には昔よく通った丹沢や二人で登った懐かしい奥多摩の山々が見えてきます。

  大月で高速道路は甲府・諏訪方面と分かれて左の富士・河口湖方面へと向かいます。ここからは正面に真っ白に化粧をした富士山が、進むに従い大きく圧倒されます。15,6qほど走り、河口湖インターで降りて国道138号線(旧鎌倉街道)を河口湖とは反対の山中湖方面に進みます。

  少し走ると、右側に富士浅間神社、さらにしばらく行くと左に忍野八海で知られる忍野入口の案内板を見て、ほどなく山中湖畔に出ます。そこから山中湖を左に見ながら湖畔沿いに走ります。途中、右折して御殿場へ抜ける国道138号線とは別れて、直進し道志方面へ向かう国道413号線を辿ります。

  湖の東岸の平野の交差点を右折し、道志方面に向かうとまもなく左手に「石割神社」の案内板。そこを左折して、雑木林を抜け川沿いのゆるやかな勾配の道を登って行くと右手に赤い鳥居が見え、その向かい側が駐車場になっていて7,8台の登山客らしき車が駐車しています。

  小さな赤い鳥居をくぐると、一直線に見上げるような階段が続いています。階段は最近整備されたらしく、立派な石段ですが結構勾配がきつく見上げると山の頂上まで一直線に続いているようにみえます。
  あとで聞いたところによると、全部で400段以上あるそうで、この記事を書いている翌々日の今でも足の筋肉が張って歩くたびにびっこを引いているような状況です。
  石段を登り切ったところには、避難小屋を兼ねた休憩所があり小さな広場にはベンチもある。ここで12時近くになったので八王子のコンビニで買ってきた弁当を食べて水分を補給する。

  休憩所からは比較的ゆるやかな笹道を1時間ほど登ると石割神社に到着。小さな鳥居の右手にはご神体のふたつに割れた巨岩がそそり立っています。二礼二拍手一礼して頂上を目指す。神社からの登りは狭く、次第に急な登りとなり、灌木の根が雨に流されて露出しているところもあり、ロープと両脇の笹につかまりながら身体を持ち上げなければならない。

  やがて、前方が開けて石割山山頂に出る。標高1413メートルの頂上は結構広々としていて、眼下には山中湖と正面には少し薄雲がかかっているが、白く化粧をした富士山、右に三つ峠山、富士山とは反対側には御正体山など道志の山が見渡せるパノラマが展開する。風もなく穏やかな日差しのなか、久方ぶりに味わう寛ぎの時間でした。

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<石割山山頂から見る富士山と山中湖>

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<山頂から見る反対側、道志の見正体山>

  山頂からは大平山への道標に従い、急な下り坂をロープに助けられながら30分ほど下ると三叉路になっている平尾峠に着く。ここから直進すると10分ほどで平尾山の頂上に立てるようですが、今日は無理をせず下山を急ぐことにします。平尾峠の三叉路を平野方面の道標に従い左の道を選択します。

  平尾峠からの下り道は最初は平ですが徐々に勾配が急になりますが、道はよく整備されていて石ころもなく、石割山の登りよりはずっと楽に下ることができます。やがて直進は平野方面となるY字路を左に進み樹林帯のなかをジグザグにくだり、沢を渡ると林道に出る。林道を少し下れば間もなく石割神社登山口と駐車場が見えてくる。

  ガイドブックにある駐車場から車で5分の「石割の湯」に寄ってみましたが、生憎この日は休館日。しかし、河口湖インターに戻る途中に姉妹施設の「紅富士の湯」があると入り口に書かれているので、そちらに寄ってみることにしました。「紅富士の湯」は行ってみると、自分の好みは別としてなかなか立派な施設で大浴場あり、霊峰富士を仰ぐ(ただしこの日は見えず)露天風呂やサウナ(ただしこの日はコロナで閉鎖)、大広間兼食堂、個室まで揃っています。

  帰途は渋滞もなく、Iさんの自宅経由で自宅に戻ったのは午後8時頃でした。穏やかな好天に恵まれ、コロナ禍での引き籠り状態から久し振りに正常な日常を取り戻した一日でした。
  できれば、これからも月に2、3度はこうした山歩きを続けたいと思っています。

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<石割山山頂、逆光の筆者>
 
posted by ひろちゃん at 00:14| Comment(0) | 日記